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キッチンの汚れはpHで掃除! 重曹・クエン酸・過炭酸ナトリウム、石鹸、アルコールを駆使したナチュラル掃除術

インテリア

ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさん。

せっかく掃除をしても
すすぎが不十分だと雑菌の繁殖に……

「ギトギトした油汚れが溜まっているから、強力タイプの洗剤を使わなきゃ」「キッチンの汚れだから、キッチン用の中性洗剤を吹きかけて掃除をしよう」。

こういった前提で掃除を始めると、強力な洗剤を使ってゴシゴシと磨き、汚れの付着した泡をすべて取り除くために何度も重ね拭きをしたり、すすぎを繰り返したりする必要が出てきます。

「掃除の負担を増やしている大きな要因は、実は“すすぎ”です。ガンコ汚れを落とそうと、大量に洗剤を吹きかけたり、強力洗剤を使用したりするほど、泡を洗い流す労力が増します。しかも、汚れた泡の除去が不十分だと、それが要因で雑菌の繁殖を引き起こしてしまうことがあるので、すすぎが雑だと掃除したことがムダになってしまう可能性も。そのため、キッチン掃除を始める前に、まず押さえておきたいのは、洗剤を使う必要があるかどうかを見極めること。洗剤を必要以上に使わないようにすることで、すすぎの手間が大幅に省けます」(ナチュラルクリーニング講師・本橋ひろえさん、以下同)

洗剤が必要な汚れでも
“予洗い”をしておけば洗剤量が減らせる

洗剤を使わずに落とせる汚れとは、どのようなものがあるのでしょうか?

「ホコリ、チリ、砂や泥、髪の毛などの汚れやゴミなどは、掃除機で吸い取ったりホウキではいたり、水スプレーを吹きかけたりして取り除きます。食べ物のカスも、洗剤を使わずに取り除ける分はありますね。使用した調理道具やお皿の油汚れといった洗剤を必要とする汚れでも、あらかじめペーパーで汚れを拭き取ったり、水洗いをしたりすることで落とせる汚れは取り除いておきましょう」

洗剤が必要ないキッチンの汚れ ・ホコリ・チリ ・砂・泥 ・髪の毛 など

洗剤が必要なキッチンの汚れ ・油・皮脂 ・食べ物のカス ・水アカ ・カビ・雑菌

汚れをゆるめる“化学反応”を起こすために
必要な洗剤はとてもシンプル!

キッチンで発生する汚れには、洗剤不要の汚れ、酸性の汚れ、アルカリ性の汚れの3種に分類ができるという本橋さん。

「酸やアルカリには強弱があり、その強さはpH(ペーハー)値で表します。pH7が中性で、それより数字が小さければ酸性が強く、数字が高ければアルカリ性が強くなります。『

酸とアルカリが混ざると中和し、汚れがゆるむ』原理を利用するのが化学反応を活用した掃除術です

。そのため、油や食べカスなどの酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を、水アカや石けんカスなどのアルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使うと汚れが落とせます。カビや雑菌は、除菌効果の高い洗剤で掃除することで繁殖を防げます」

洗剤が必要な汚れ ・油・皮脂=酸性 ・食べ物のカス=酸性 ・水アカ=アルカリ性 ・カビ・雑菌=中性

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