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女って何だろう?女性作家による女性が主人公の小説7選

仕事をしているとき、家族や友人と一緒にいるとき、女って何だろう?自分の生き方はこのままでいいのか?と考えたことはありませんか?今回はそんな疑問や悩みにヒントをくれる、女性作家が描く女性の物語を7選ご紹介します。

2018年9月
カルチャー

自分を振り返りたい時は本を読もう

仕事に家族、友人、恋人…日々の生活や人間関係の中で、ふと女ってなんだろう?こんな生き方でいいのだろうか?と考えることってありますよね。振り返ると意外な自分の一面が見えてきたり、自信を失ってしまったり。考えれば考えるほど答えは出てきてくれません。

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そんな時には作家として生きる女性が描く「女性が主人公の小説」を読んで、ヒントを探してみるのはいかが?作家自身の過去が投影されていたり、女性視点で他の女性の姿が描かれていたり…小説を読むことで、女という自分を客観的に知ることができるかもしれません。

女性作家による女性主人公の小説7選

1.江國香織『思いわずらうことなく愉しく生きよ』

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江國香織の『思いわずらうことなく愉しく生きよ』は、三姉妹それぞれの女の人生を描く物語。タイトルは三姉妹に伝わる家訓なのですが、三者三様違った人生を送る中でも、この家訓をいかして生活している様子が描かれます。愉しく生きられていない…と悩む女性は、ぜひ読んでみてください。

思いわずらうことなく愉しく生きよ

光文社

¥ 700

犬山家の三姉妹、長女の麻子・次女の治子・三女の育子は、それぞれ人との関わりに問題を抱えています。三者三様に悩み、考えながら過ごす彼女らの頭には、常に家訓「思いわずらうことなく愉しく生きよ」がありました。

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2.桐野夏生『柔らかな頬』

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ここ数年で特に目の敵にされるようになった「不倫」。桐野夏生『柔らかな頬』では不倫をする男女が描かれています。不倫なんて絶対しない!派の女性には、主人公のカスミにはイライラさせられるかもしれません。しかしその背景ややるせない気持ちがしっかりと描かれていて、人間の心の難しさを感じさせます。不倫について考えてみたい女性におすすめです。

柔らかな頬

文藝春秋

¥ 648

幼いころ地元の北海道から逃げてきた女・カスミ。何の因果か、北海道の別荘で自分の娘が失踪してしまいます。知人の男と不倫していたカスミは、失踪の原因は自分にあるのではないかと罪悪感にさいなまれ、無情に時間だけが過ぎて…。

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3.梨木香歩『からくりからくさ』

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編み物やアクセサリー作りといった手作業をしていると、目の前の作業に集中しているだけなのに、頭の中がすっきりしていくことってありませんか?『からくりからくさ』は、そんな手作業が好きな女性におすすめ。女としての人生や考え方にも示唆をくれますよ。

からくりからくさ

新潮文庫

¥ 680

祖母の残した家を美大生の下宿として提供している蓉子。下宿しているのは、それぞれ織物や機織といった手作業を専門とする同世代の学生たちです。4人の女性の共同生活が植物とともに美しく進行し、女の人生や考え方が生々しく描かれます。

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4.小川洋子『薬指の標本』

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『薬指の標本』は、芥川賞作家・小川洋子の描く恋の物語。「薬指の標本」「六角形の小部屋」の2編が収録されており、それぞれひそやかで、奇妙な雰囲気に満ちています。自分のしている恋について考えてみたい女性は、ぜひ手に取ってみてくださいね。

薬指の標本

新潮文庫

¥ 464

「標本室」で標本技術師の助手として働く「私」は、ある日突然技術師から靴をプレゼントされます。その日から2人の関係はじわじわと変わって行って…。小川洋子が描く、大人の恋の物語。

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5.津村記久子『アレグリアとは仕事はできない』

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仕事に忙殺されている女性におすすめなのが、津村記久子の『アレグリアとは仕事はできない』です。仕事をしていると必ずイライラしたり怒ったりする場面がありますよね。本書ではそんな働く女性の日常を、ユーモアたっぷりに描いています。疲れている時に元気がもらえる小説です。

アレグリアとは仕事はできない

ちくま文庫

¥ 626

会社にあるコピー機「アレグリア」は、男に媚び、女であるミノベには反発する「どうしようもない性悪」だった!事務員ミノベとコピー機との闘いを、ユーモアと悲哀たっぷりに描きます。

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6.村山由佳『放蕩記』

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離れようと思っても簡単には離れられない、最も近い女同士である母と娘。親子の関係に悩んでいるなら、ぜひ村山由佳の『放蕩記』を読んでみてください。厳しい母親と母を愛せない娘の姿が自伝的に描かれており、きっと悩んでいる女性の救いになってくれます。

放蕩記

集英社文庫

¥ 810

幼いころは自慢に思っていた厳しい母。しかしいつからか母を愛せない自分がいることに、娘は気づきます。次第に反発し、密かに放蕩を始めるのですが…。村山由佳の自伝的小説です。

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7.三浦しをん『あの家に暮らす四人の女』

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三浦しをんの『あの家に暮らす四人の女』は、母と娘、娘の友人2人の計4人の女性たちの共同生活を描いています。思わず笑ってしまう、心温まる物語で、同性とルームシェアもいいなと思わせてくれますよ。何かに疲れた時、自分が独りぼっちだと感じる時にぜひ読んでほしい1冊です。

あの家に暮らす四人の女

中央公論社

¥ 734

舞台は阿佐ヶ谷の古びた洋館・牧田家。ここでは4人の女性たちが、日々孤独を抱えながら過ごしています。ある時屋敷の「開かずの間」を開けようと思い立ったことから、物語は違った方向へ進み始め…

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あの家に暮らす四人の女
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秋の夜長のお供に本はいかが?

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秋が深まってきた今日この頃。「読書の秋」とも言われる季節ですから、ぜひ気になる本を手に取って、秋の夜長を過ごしてくださいね。

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