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年々、長期化する梅雨&夏の酷暑。エアコンを使っておうち時間を心地よくしたいけれど、電気代が気になって…。
そんな涼しさと家計の間で揺れるあなたへ贈る「サーキュレーターの新お作法」。
快適も節電もかなえる技、伝授します!
教えてくれたのは▷宮本征一先生
摂南大学理工学部教授。
人が快適に暮らせる環境を実現するため、人が感じる暑さや寒さの側面から住環境を研究している。
自宅でもサーキュレーターを愛用し、エアコンの冷気を自在に操っている。
長い夏は「節電」しながら「快適」に!サーキュレーターの“新”お作法(画像4/20) - レタスクラブ
https://www.lettuceclub.net/news/article/1036532/i10331014/
サーキュレーター、なんで必要なの?
サーキュレーターの仕事っていったい何!?
その役割を知り、賢い使い方をマスターすれば涼しさのコントロールは思うがまま。
節電にも大いに役立ちます。
長引く夏は電気代の「節約」も意識。サーキュレーターを使うべし
エアコンあるのになんで?
エアコンとは目的が全く違うから
「エアコンは空気の温度を下げるもの。
かたやサーキュレーターは空気を動かすもの。目的は異なりますが、2つは名パートナー。
併用すれば、足元にたまりがちなエアコンの冷気を循環させたり、好きな方向に誘導することも可能になります」(宮本先生。以下同)
扇風機との違いって?
空気を遠くに飛ばすか、人に当てるかの違い
「サーキュレーターは空気の循環が目的なので、直進的な強い風を起こしますが、扇風機は風を人に当てて涼を得るのが目的。
そのため、広範囲に届くやわらかな風を起こします。
最近では、風量が微調節できるサーキュレーターも増加中」
節約になる使い方って?
室温は高めで風を回すのがいい
「エアコンとサーキュレーターを併用すれば、ムラなく室内を冷やすことができるうえ、空気のよどみもなくなり清涼感がアップ。
室温が28~30度でも快適に過ごせるので、エアコンの消費電力が抑えられ、節電につながります」