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レトロなパッケージに一目惚れ!日本全国から“ご当地パン”を集めました。

グルメ

高級食パンにマリトッツォなど、日々進化を続けるパン業界。しかし一方で、地方の食卓を支えてきた老舗パン店の存在も見逃せません。全国には、長年愛されてきた、“その土地でしか食べられない”パンが多数。レトロなパッケージがかわいらしい“ご当地パン”を集めました。

1.〈高橋製菓〉の「ビタミンカステーラ」。【北海道】

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北海道旭川市にある〈高橋製菓〉は、初代の高橋樫夫氏が、長崎でのカステラ作り修行を経て大正6(1917)年に創業。そんな老舗製菓のロングセラー品が、北海道民なら誰もが食べたことのあるという「ビタミンカステーラ」です。
大正10(1921)年から製造を開始しましたが、現在の形になったのは、昭和30年代の前半のこと。当時は第1次世界大戦が終結し、食べ物が不足していたため、「安くて、栄養価が高いこと」を目標に作られました。学校給食用に使われていたビタミンB1とB2を入れ、地元の人たちの胃袋を支えました。
〈高橋製菓〉
■北海道旭川市4条通13-左1
■0166-23-4950
■9:00〜16:00
■土日祝休

2.〈たけや製パン〉の「ビスケット」。【秋田】

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秋田県秋田市に本社を構える〈たけや製パン〉は、1951年創業。食パン、菓子パン、和菓子、洋菓子などを展開し、自社オリジナルだけで170アイテムが毎日製造されています。
創業当初から販売されている「ビスケット」は、デニッシュ生地と、ビスケット生地がツイスト状になった素朴なパン。トースターで軽く焼くことで、サックリ感が出ます。パッケージに描かれている、麦を持った女の子は「たけ子」。
〈たけや製パン〉
■秋田県秋田市川尻町字大川反233-60
■018-864-3117

3.〈かねまるパン店〉の「牛乳パン」。【長野】

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長野県のご当地パンといえば、牛乳パン。厚くてふかふかのパン生地に、生クリームがサンドされたパンのことです。
店ごとに生地やクリームに特徴がありますが、なぜかパッケージが似ていると話題になりました。牛乳パンのパッケージの元祖が、1952年創業の木曽町〈かねまるパン店〉。パッケージに描かれた愛らしいイラストは、同店の大橋みさ子さんが息子・茂さんの幼少期の顔をモデルに描いたもので、県内に牛乳パンを普及させるなかで広く使われるようになったとか。
コーヒーの苦味とクリームの甘さの相性がいい「コーヒー牛乳パン」もお見逃しなく。
〈かねまるパン店〉
■長野県木曽郡木曽町福島八沢5354-1
■0264-22-2437
■8:00~19:00
■不定休

4.〈岡パン〉の「メロンパン」。【静岡】

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1947年、静岡県掛川市で創業した〈岡田製パン〉。「岡パン」の愛称で親しまれ、製造されたパンは学校給食などでも食べられています。
こちらで看板商品となっているのは「メロンパン」。メロンパンといえば、表面に格子模様のあるサクサクとした食感のクッキー生地が定番になっていますが、岡パンのメロンパンは、昔ながらのしっとり柔らかい生地。中にはクリームチーズが挟まれていて、最後まで飽きずに食べることができます。
店舗のほか、〈道の駅掛川〉でも購入可能。
〈岡田製パン〉
■静岡県掛川市日坂174
■0537-27-1032
■9:00~18:00
■不定休

5.〈マルツベーカリー〉の「パピロ」。【奈良】

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