自分や身内だけのルールというものがあります。言葉遣いなどもそのひとつでしょう。なかには変わった言葉を遣う人もいて、驚かされることもあるようです。今回は、“耳を疑った奇妙な言葉遣い”というテーマで男性たちに話を聞いてみました。
「ワイ」
「彼女の地元の友だちが遊びに来ているということで、三人で食事をしました。高校時代の同級生とのこと。だんだんと場も和んできて、気さくに話せる感じになってきました。
地元の子と話しているので、彼女の口からも訛りが出るように。すると、あまり聞きなれない単語が飛び出しました。“ワイは……”。ん、ワイ……?
彼女、自分のことを“ワイ”と言い始めたんです。方言なのかな……と思ったけど、友だちからはそんな言葉は出ないので違う。彼女オリジナルの言い方のよう。さらに語尾に“~じゃ”なんて付けている。
彼女、ちょっと変わった子だったんだ……と、新たな一面を見ることができました」マモル(仮名)/29歳
「ごみん」
「合コンで隣に座っていた女の子が料理を取ろうとしたとき、服の袖が食べものに付いてしまいそうだったので“危ないよ”と声を掛けたんです。そうしたら、その子が“ごみん”とひと言。ん、ごみん……?
聞き間違えだと思いました。でも、しばらくして今度はその子がグラスを倒しそうになったんですね。慌てて押さえたら、再びの“ごみん”。やっぱり!
それについて聞いたら、小学校のときの同級生の男子が使っていたらしく、それをマネしてたら口癖になってしまったそう。今でも酔うと出てしまうらしい。
でも、可愛いので俺も使うことにしました。なんか、ごみん」トモヤス(仮名)/31歳
「キャットの手も借りたい」
「彼女がうちに遊びに来たときです。電話がかかってきて話し始めたんですね。仕事の話など、近況を教え合っているような感じでした。
すると途中で、違和感のある言葉が耳に入ってきました。“キャットの手も借りたい”。最初は意味がよく分かりませんでした。しかし、続いてまた出た。“言わぬがフラワー”。やっぱり、ルー語!
しかも、“いい加減にホワイト(いい加減にしろ)”なんて、高度なものも。かなり使いこなしている!
あとで聞いたら、学生のときに一時期仲間うちで流行ったらしく、当時の友だちと話すと出てしまうんだそう」ダイゴ(仮名)/30歳
“男が耳を疑った女子の奇妙な言葉遣い”をご紹介しました。
女性の言葉遣いというのは、男性は気にするところです。親しくなってからならいいですが、初対面で変わったものを披露するのは、控えたほうがいいかもしれませんね。
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※2018年9月13日作成