健康で元気な体づくりの要は、代謝アップ。ふだんの行動のついでにできるストレッチで体をほぐし、巡りのいい代謝美人を目指して!
テレビを見ながら、太ももの裏側を伸ばす
ハムストリングは、お尻の下からひざ上まで伸びた長い筋肉。ここをやわらかくすると、骨盤が立った美姿勢がつくりやすく、歩行もスムーズに。テレビCM中にできるストレッチでほぐしましょう。
1. いすに腰かけ、左脚を前に伸ばす
いすに浅く腰かけ、背筋を伸ばします。右脚はひざを直角に曲げ、左脚は前に伸ばし、つま先を立てます。両手は右の太ももの上に。
2. 上体を倒し、左のもも裏を伸ばす
姿勢を正したまま、上体をゆっくりと前に倒します。左の太ももの裏側に伸びを感じながら、鼻から息を吸い、口から吐く呼吸をゆっくり30秒続けましょう。吐くときはやや強めに行なって。脚を替えて同様に行ないましょう。
【POINT】
上体を倒すときは、座骨(お尻のつけ根にある骨)を引き上げて、骨盤から倒すイメージで行なうと◎。
【NG POINT】
2の動きのときに、背中が丸まらないように注意。太ももの裏側がしっかり伸びません。
さらにがんばるあなたへ!
●両脚をクロスさせて立つ
左脚が前になるように両脚をクロスさせて立ちます。ひざを曲げずに、上体をできるところまでゆっくり倒し、指先を床に近づけます。右の太ももの裏に伸びを感じながら、鼻から5秒かけて息を吸い、口から5秒かけて吐いたら、3秒止めます。これを3回繰り返して。脚を組み替えて反対側も同様に行ないましょう。
監修=菅原順二 撮影=臼田洋一郎 ヘア&メイク=榊美奈子 モデル=田岡花子(スタジオ・アランチャ) イラスト=平松昭子 編集協力=彦田恵理子
教えてくれたのは:菅原順二先生
パーソナルトレーナー。スタジオarancia代表。Reebok One アンバサダー。ラグビー選手として活躍後、トレーニングを学ぶ。スタジオでは、ピラティスやマスターストレッチを取り入れたメソッドを提供。
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