心も体もリラックスできる、基本の腸もみ7種とは? 腸もみエステ「リープル」代表の川村衣里奈さんが教えてくれました。
「どの腸もみも、痛みのない範囲で行うことが大事です。とくに小腸は神経細胞が集まっているところ。ごりごりと押さず、優しくケアを。また、腸は息を吐いている時にリラックスするので、呼吸も大切。鼻からゆっくりと吸ったら、その倍の時間をかけて口から細く吐き出すようにしてください」
基本の腸もみ7種
「体調に合わせて好きなものを選んでOKです。いつ行ってもいいですが、リラックス効果が高いので寝る前がおすすめ。1日5分のナイトルーティンに、ぜひ」
腸もみ1:小腸ツボ押し
おへそまわりのツボを優しく刺激して、血行促進、睡眠の質も免疫力もアップ!
1.仰向けに寝て両膝を立て、おへその下に両手を当てる。息を鼻からゆっくりと吸う。
【OK】
4本の指を平らにして当てる。指先は重ねても。
【NG】
指を丸めた状態は指先が腸に食い込むので避けて。
2.息を吐きながら両手の指でお腹をゆっくりと押す。拍動を感じたらゆっくりと指を離す。へその右、上、左と順番に移動しながら同じように行う。3回繰り返す。
腸もみ2:大腸ガス抜き
腰をつかむ&軽く打ち付ける動きで、大腸に溜まったガスを追い出す。
1.仰向けになって両膝を立て、膝からへそが一直線になるようにお尻を持ち上げる。両手で腰骨をつかむ。鼻からゆっくりと息を吸う。
2.口からゆっくりと息を吐きながら、ウエストをぎゅっとつかむ。
3.そのまま尾てい骨を床に軽くぶつけるようにお尻を落とす。10回繰り返す。
腸もみ3:大腸ほぐし
最後の「曲がり角」をぐっと刺激。詰まりを除いてお通じをスムーズに。
1.足を広めに開いて椅子に座り、利き手で拳を作って左の腰骨に当てる。もう片方の手を上から重ねる。鼻から息をゆっくりと吸う。続いて、口から息をゆっくりと吐きながら、拳を挟むようにして上体を前に倒す。
2.自然に呼吸しながら、手のひらで押しつつ拳を時計回りに3度回す。
3.優しく圧をかけながら、へその下へと拳を移動させる。
4.そのまま真下に流すように、拳を滑らせる。3回繰り返す。