付き合っている彼が結婚をしてくれない……と悩んでいる女性は多いです。結婚願望がない男性や、願望はあっても先延ばしにしたがる男性に、結婚を意識させる方法はあるのでしょうか? 実際の経験談を聞いてみました。彼と結婚したいのになかなか前進しないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
仕事が一段落ついて余裕がうまれた
「会社を起業してから数年は余裕がなく、結婚どころではありませんでした。結婚は当面いいかなと思っていたのですが、数年前から経営が軌道に乗り始め、彼女との将来をちゃんと考えるようになりました」(裕太/35歳/会社経営)
とにかく仕事が第一、という男性は珍しくありません。そのため、仕事が不安定な時期や忙殺されているタイミングだと、どうしても結婚が後回しになってしまうようです。また自分でビジネスをしている男性の場合、軌道に乗るまでは家族を養う覚悟が持てないということもあります。
余裕がない時にいくら結婚を迫っても、逆効果なので気をつけましょう。逆に、彼の仕事が一段落ついた気配があったら、そのチャンスを逃さず将来について話し合ってみるのが良いかもしれません。
彼女からリミットを提示された
「僕はもともとあまり結婚願望がありませんでした。彼女とは5年以上付き合っていたのですが、将来についての話題はずっとはぐらかしてきたんです。ところが、彼女から『私の30歳の誕生日までに入籍しないなら別れる』とリミットを提示されて、覚悟を決めましたね」(晴人/32歳/メーカー)
結婚願望が全くないわけではなく、「いつか結婚はしたいけどまだまだ遊びたい」という男性も多いです。交際が長期にわたる場合は、このままダラダラ付き合っていても進歩しない可能性があるので、こちらからリミットを提示するというのもひとつの手ですね。当然リスクはありますが、いつか彼の気が変わるのを待っていたけど永遠に変わらなかった……という事例も多くありますので、後悔のないようにしましょう。
周囲に影響されて
「結婚願望がないまま、30代半ばになりました。ところが最近になって友達に子どもができたり、家族で集まることが増えたんです。皆すごく幸せそうだし、子どもも可愛いので、自分もそろそろ家族がほしいなと考えるようになりました」(宏樹/35歳/広告)
結婚願望がないと言っている男性でも、環境次第で考えが変わることは大いにありえます。独身の友達が多いうちは、男同士で飲んだり遊んだりする楽しさからなかなか抜け出せませんが、既婚の友人が増えていくにつれ、だんだん自分も結婚を意識するようになることも。特に子ども好きの男性の場合、友達や親戚の赤ちゃんを見た時に結婚したくなる場合があります。
辛い時に支えてもらった
「転職したばかりの頃、完全に歩合制のセールスだったので、最初は本当に大変でした。給料もガクッと下がったし、精神的にも参っていた僕を、彼女がいつも笑顔で応援してくれたんです。もともと結婚願望はあまり強くなかったのですが、辛い時にいつも支えてくれた彼女とだったら将来を共に歩みたいと思うようになりました」(直哉/33歳/保険営業)
仕事や金銭面など、うまくいっていない時も側にいて支えてくれる彼女とだったら、この先何があってもやっていけそうですよね。人生は長いので、山あり谷ありです。だからこそ、結婚生活を共に歩んでいく姿をイメージさせられると、二人の関係が前進する可能性があります。
単純にタイミングが良かった
「彼女のことは好きだけど、結婚はまだいいかなあ……と考えていた矢先に、海外転勤が決まって。そのタイミングで彼女と結婚する決心をしました。転勤するなら一緒に来てほしかったし、しっかり者で英語もできる彼女だったら安心して連れていけると思いましたね」(翔/30歳/金融)
こればかりはタイミング次第ですが、海外転勤するなら結婚してから行きたい、と思う男性は多いようです。ただし彼女の勝因は、タイミングだけではなく、「彼女とだったら転勤先でも一緒に頑張れそう」と思わせたことにあるのかもしれません。
以上、男性が結婚を意識するようになった瞬間を紹介しました。口では結婚願望がないと言っていても、ふとしたきっかけで考えが変わる可能性は十分にあります。
結婚を意識するような転機が訪れたときに、「彼女とだったら、一緒に人生を歩めそう」と思わせられるとチャンスを掴みやすいようです。ただし、もちろんなかには、何年待っても結婚する気のない男性もいますので、きちんと見極めはしてくださいね。
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