無料の会員登録をすると
お気に入りができます

夫は、専業主夫。犬山紙子が「逆転婚」を選んだ理由

恋愛・結婚

――家庭のことって、固定概念に縛られずもっと自由に決めていいんですね。最後に、円満な夫婦関係を保つための秘訣を教えてください。

犬山:いずれ「逆転婚」という言葉はなくなると思うんです。さまざまなかたちの婚姻関係があるなかで「男は外、女は内」というセオリーがなくなれば、逆転も何もない。それは性別で区切ることではなく、本来それぞれの個性で決めていいし、分担の方法もカップルの数だけあるはず。

劔:そうだね。個人的には、家事の大部分を担当したことで自分の視点も変わったし、とにかく発見が多くておもしろい。

犬山:相手の喜びがそのまま自分の喜びになる感覚を、今はとても幸せに感じています。

夫のインスタ子育て漫画を読んで、「私って甘えてばかりだな」と気づいたと語る犬山さん

■「逆転婚」しても、2人の関係に逆転はない

インタビューを終え、2人の結婚を珍しがっていた自分が恥ずかしく思えた。相手に役割を押しつけたりせず、それぞれが相手のためにできることをして支え合っている。お互いを思いやる延長に「逆転婚」があった2人だからこそ、当人たちは「逆転婚」だと感じていなかった。

頭のなかでぐるぐると考えながら、気づいたことがある。心の奥で、まだ結婚したくないと思っていた理由。それは“女性だからしなくてはいけないこと”を自分勝手に決めつけて、いつのまにか重荷に感じていたからだ。

女性だから、しなくちゃいけない。
男性だから、こうであってほしい。

そんな固定概念はもういらない。もちろん、今はまだ2人の結婚を「逆転婚」だという人が大多数かもしれないけれど。2人の話を聞いた私の気持ちがちょっと救われたように、これを読むあなたの描く「結婚」がどうか素敵なものに変わりますように。

(取材・文:紀伊国子、構成:マイナビウーマン編集部、撮影:洞澤佐智子)

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ