硬めの布団や絨毯の上にあおむけに寝転がります。両膝を立ててから骨盤を右に5cm程度横にずらします。そこから両膝をそろえたまま左側の床に落としていきます。右側の肩甲骨はしっかり床に押し付けておきましょう。最後に首を右側にまわして右の壁を見るようにしてください。これも左右を入れ替えて行います。
赤ちゃんの腹ばいポーズ

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硬めの布団や絨毯の上に腹ばいになります。両肘を両肩の真下につき、手のひらを肩幅にして上体を支えます。自分で背中を反らせようとせず、頭頂が吊り上げられているように上半身を床から引き上げます。骨盤は床の上に置いたまま持ち上げず、床の上で骨盤を小さく左右に揺さぶりましょう。余裕があれば徐々に両腕をそのままの位置で伸ばしてみてください。
ご紹介したそれぞれのボーズを取っている最中は深い呼吸を繰り返し、姿勢は少なくとも1分以上キープするようにすると、次の日、腰がより楽に感じると思います。入浴後など、体が温まったときに行うとより効果的です。
ついついしてしまう前かがみ姿勢ですが、その際に膝を曲げてしゃがむようにするなどの習慣づけも行うと、腰痛の予防にも繋がりますので意識してみてください。
常に腰痛を訴える方には、ストレスが過多になって痛みが慢性化してしまっているケースも多いのです。自身のためだけの時間をほんの少し設けることや、好きな香りや音楽を聴いて気持ちを楽にさせてあげることも同時にすると良いかもしれません。