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[9/13〜9/19の運勢]9月3週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

カルチャー

『母をたずねて三千里』というアニメをご存知でしょうか。1880年代のイタリアに暮らす少年マルコが、アルゼンチンへ出稼ぎにいったまま音信不通となった母を訪ねるために旅に出る物語なのですが、彼の移動した距離が尋常ではないのです。

1里が約4キロなので、三千里だと1万2000キロ。稚内から屋久島までが約3000キロなので、約2往復分の距離を9歳の子供が船と歩きで旅する訳ですから、もう空前絶後の大巡礼です。

しかも主人公のマルコは「元気で働き者だが、頑固で気分屋の少年。すぐに思い詰める癖があり、悲観的に考えてしまう」のだとか。こういう性格で大人だったら相当癖が強そうですね。でもそういう子だったからこそ、1万2000キロの踏破が可能だったのかも知れませんし、そこまでしなければ素直になれなかったのかも。いて座もまた、それくらいのスケール感を目指していきたいところです。

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今週のやぎ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

いっかいおやすみ

今週のやぎ座は、圧倒的なインプットにたっぷりと浸っていくような星回り。

「遠くのひとと話せる装置秋の野に」(村越敦)は、数多くの花が咲き、草むらではたえず虫の音がひびく「秋の野」をひとつの装置に見立てた一句。耳をすませば遠くから虫の音が聞こえ、視線をあさっての方向に向ければ足元を見ろとばかりにおどかされる。秋の野にはそういう楽しさがありますが、それを「遠くのひとと話せる」と表わしたところに作者の内的世界の奥行きを感じます。

夢ともうつつとも定かならぬ視覚と聴覚のあわいに秋が深みゆくのと同期して、<私>もまたここではないどこかへと深みゆき、それとともにアクセスしていく記憶や景色も変わりゆき。

「秋の野」という「装置」は、そうして直接自分が見聞したことがないところへ導いてくれる天然のアトラクションであると同時に、いつの時代のどんな社会でも私たちの意識の背後に広がっているイマジナリーな沃野とも言えるのではないでしょうか。あなたもまた、まずはそうした沃野にひとり静かに没入していくだけの時間を確保していくべし。

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今週のみずがめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

誰かにとっての蓮華になる

今週のみずがめ座は、いわゆる暗黙の了解よりも、ほんとうの意味で礼儀正しさとは何かということを考え、実践していくような星回り。

もともと「正しい/間違っている」「攻撃してもよい/悪い」といった単純な二分法に陥りやすいTwitterが、ますます人々の二極分化を促しているように感じる昨今ですが、かつてフランスの哲学者のアランは幸福に関する断章集のなかで、「ほんとうの生き方」の中に「楽しませるべし」という規則を入れたいという旨について書いていました。

それはおべっかを言ったり、調子よく相手に合わせたりということではなくて、(とりわけ若者に対しては)推測に過ぎないときは最も良い方にとり、立派な姿に描き出すことで、彼らは自然と自分をそのように思い込み、やがてそのような人間になるだろうといった未来への企図に基づく祈りにも似た行為なのだと。

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