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しんどい。楽しみがない毎日を乗り越える3つの方法

ライフスタイル

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「毎日の楽しみがなくてつらい」とのお悩みについて、ライターのぱぴこさんがアドバイス。

毎日の楽しみがなくてつらい

私は今まで仕事終わりに飲みに行ったり、休日に友人と遊んだりすることを楽しみに仕事を頑張っていました。

でも、昨今の新型コロナウイルスの流行で今まで楽しんでいたことができなくなり、何を楽しみに毎日仕事を頑張ればよいのか分からなくなってしまいました。みなさんは、どうやって仕事のモチベーションを上げているのか教えてほしいです。

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分かりすぎる。分かりすぎてつらい。私も同じ気持ちを抱えています。そして、「これだ!」という解決策を見つけることもできずに、コロナ2期目を迎えています。

私自身も2020年からの新型コロナウイルス流行に付随する外出自粛、オールリモートでの労働が続くことでの「切り替えのなさ」により、緩やかに、でも確実にストレスをためていて、慢性的に「なんだかやる気が出ない」状況に苦しめられています。

あまり自覚がなかったのですが、自分が「出かけるついでに行動する」ことが多く、それによって気持ちを切り替えていたことにも気がつきました。

通勤はダルいけれど、元々があまりにも怠惰な人間なので、「通勤」とか「出社」とか社会的な何かがないと人の形を保っていられないわけですね……。

しかし、ここまで自分たちの自由を制限され、それを破ると命の危険があるという状況は、戦後初といっても過言ではありません。そんな高ストレス下に自分たちが置かれており、異常事態なんだと理解することは意外と大事です。

モチベーション低下状況が「標準」と設定変更しよう

コロナ前と違い、現在は思うように「楽しい」を経験することができません。

生活の中の「やりたいこと、楽しいこと」があるから、労働やその他の「つまらないこと、やらなくてはならないこと」を頑張れる。

それなのに、今の状況はまさにガソリンがないままずっと「走れ~!」と言われている状況です。そんな中でモチベーションが上がらないのは当たり前です。

今は「あの頃」とは根本的に違う状況なので、「あの頃」できていたことや、「あの頃」維持できていたモチベーションを基準値にするのが間違いです。屁理屈に聞こえるかもしれませんが、前提が違うものを比べてはいけないというのは統計の基本です。

例えばコロナ前の仕事の集中度やモチベーションを10とした場合、この状況下での自分の集中度やモチベーションは6~8割程度を基準とするのが適切だと思います。

出力が「落ちた」のではなく、現在の新基準の中での平準的な出力を理解することが、サステナビリティのある働き方への第一歩です。

モチベーション維持、向上のためにできること

今の働き方や状況に沿った基準を再設定した上で、どうすれば集中力やモチベーションが上がるのか? を考えてみましょう。

1.散歩やストレッチなど、意識的に体を動かす
2.黙々と集中できることをやる
3.ワークスペースを整える

1.散歩やストレッチなど、意識的に体を動かす

定番ですが、出かける機会や出社する機会が制限されているため信じられないほど運動不足になります。以前はウィンドーショッピングに行けば平気で1万歩になっていたのに、今やトイレに行くだけで1日100歩以下なんてこともザラなので、意識して体を動かしましょう。

2.黙々と集中できることをやる

私がやってよかったのは「塗り絵」なのですが、手軽で集中できるものを何か見つけると気分転換になります。

書道、パズルゲーム、ジグソーパズル、筋トレ…なんでもいいのですが、頭を空っぽにするスイッチみたいなものがあるのとないのとではストレス蓄積度合いが全然違うと思います。

3.ワークスペースを整える

リモートワークの場合は、できるだけワークスペースを整えた方が良いです。どうしても一定の景色が変わらない自宅で過ごす時間が長くなってしまうので、「ここは仕事をする場所」的な切り替えポイントを意識的に作ると少し仕事のモチベーションが上がります。

モチベーションは上がらない時は諦める

コロナ前から、仕事のモチベーションに関するご相談は多くいただいてきました。そのたびに繰り返していたのが「モチベーションは上がらない時は上がらないし、無理な時は諦めるのが吉」ということです。

モチベーション信仰が強すぎると自滅してしまいます。今は生活がガラリと変わっている転換期なのでただでさえ難しいモチベーションの維持向上を目指すのは無理! と割り切ってしまいましょう。

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