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夫婦になってからも…男性の本音「結婚相手にリアルに求めていること」

恋愛・結婚

適齢期を迎えた男性は結婚に何を求めるのでしょうか。夢見がちな期待もあれば、地に足の着いたシミュレーションを踏まえて結婚相手に求めるものもあるはず。男性が抱く夢と現実を詳しく聞いてみました。

【願望1】いつまでも恋人同士で……

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高年収の夫と結婚して専業主婦になる夢を見る女性が少なからずいるように、男性も結婚に夢を抱きます。実現できるかどうかはさておき、「こうなったらいいな」と期待していることがあるのです。

「いつまでも恋人感覚の夫婦関係が理想。子どもが生まれても妻には変わらないでほしい」(32歳男性:自営業)

結婚後に夫婦の関係性が変わることは珍しくありませんが、男性には「出産で女性は変わる」というイメージが何となくあるのでしょう。体型など見た目だけでなく、マインド面でも恋人時代と変わらないことを願っているようです。

ただ、子育てに奮闘中の母親にとって、完璧なオシャレやダイエットが困難であることは理解してほしいかもしれません。

【願望2】ひとりの時間がほしい

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「お互いにひとりの時間を大切にしたい。ふたりの時間も大事だけれど、それぞれがひとりで趣味や仕事に集中する時間は必要」(37歳男性:公務員)

お互いに自立するからこそ良い結婚ができる、というのは間違いありません。とはいえ、家事や子育ては完全に分業できるものではなく、ふたりで協力し合わなければいけない部分が多々あります。特に子どもが生まれたら、妻も夫もひとりの時間を持つのは難しくなるので、そのあたりを忘れなければ妻がワンオペに陥ることはないでしょう。

子どもを作るなら、それぞれがひとりで趣味や仕事に集中できるようになるのは……子どもが中学か高校に入学してからでしょうか?

【現実1】共働きは必須で

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では次に、地に足をつけて結婚を考えたとき男性は妻に何を求めるのでしょう?

「結婚後も子どもが生まれた後も仕事を続けてほしい」(32歳男性:自営業)

夫婦で働いて家計を維持するのは今どきスタンダードで、専業主婦はむしろ少数派のはず。こちらのコメントをくれた男性は個人事業主ですが、組織に属していても年功序列や終身雇用はすでに崩壊しつつあります。年齢を重ねるにつれて年収が上がる保証はなく、そのあたりを見越して男性は妻にずっと働き続けてほしいのでしょう。

【現実2】家事育児を夫婦で分担

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「共働きは普通だと思う。ただ、そうなると家事や子育てに夫が参加するのは自然な流れで、自分も結婚して子どもが生まれたら、育児休暇を取るとか前向きに考えたい」(37歳男性:公務員)

夫婦共働きがスタンダードになるからこそ、家事育児の分担は夫婦の重要課題になります。家事育児はどうしても女性の担当になりがちですが、仕事をしながら全部をワンオペでこなすのはかなりの負担です。夫がどれだけ協力してくれるかで家庭のムードも夫婦関係も変わってくるでしょう。

男性が夢見る「いつまでも恋人感覚の妻」でいられるかどうかは、夫が家のことをどれだけ手伝ってくれるかにかかっているのです。

結婚は生活。人生そのもの

筆者は結婚と離婚を経験する二児のシングルマザーで、女性は出産によって必然的に変わると感じています。守らなければいけない存在ができるので、やっぱりそれまで以上にたくましくなるのです。男性が願うように、いつまでも恋人感覚でいるのは難しいかもしれませんが、お互いに良い意味で変化するならデメリットではないでしょう。

結婚はそもそも何十年と続くもので、妻も夫も変わるのは当たり前のこと。家族が増えたり、転職や異動したり、あるいは長い結婚生活においては世の中の仕組みが変わり、時代の変化を体験するかもしれません。

ただ、何があるとしてもそれは単なる変化ではなく、お互いに協力して家族の絆を深めるきっかけになるはず。夫婦で共に酸いも甘いも嚙み分けた先で本当の結婚の幸せを見出すのでしょう。

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