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そこにあるのは美しい心。「外国語で翻訳できない日本語」15選

ライフスタイル

8.おすそわけ

「おすそわけ」は自分が持っている物や利益、あるいは他人からもらった品物の一部を、友人や知人に分け与えること。「お裾分け」と書きます。着物の「裾」は末端で、そこから転じて「つまらないもの」という意味。

Photo by Kawin Harasai / Unsplash

分かち合う、共有する、という気持ちも込められています。シェアという言葉が近いかもしれませんが、「ほんの少しですが」というような、日本らしい謙譲の心は含まれません。まさに日本独自の言葉なのです。

9.こだわり

「こだわり」とは気にしなくても良い部分が気になる、というような意味です。「一つのことを貫き通す」というポジティブな意味でもあり、「気に障る」というネガティブな意味でもあります。

誰しも「こだわり」があり、その人の個性を表します。とても幅広い意味を持つけれど「こだわり」と一言で表すのは、他の国にはないのでしょう。

10.わび・さび

「わび・さび」というのは質素で静かなこと。日本独自の美意識を表しています。「わび」と「さび」は元々別の言葉です。「わび」は失意・落胆・つらさ、「さび」は生命力が衰えるさま。実はどちらも否定的な意味なのです。

ただどちらも生きていると当たり前にあることですよね。自然も人の命も衰えていき、そこに気落ちすることもあります。しかし、そこにある静寂には美しさもあります。そんな日本ならではの美しさの価値観は、海外から見ると新鮮なのかもしれません。

11.幽玄

物事の趣が奥深く計り知れないさまや、その気品ある・優雅なさまを「幽玄」と言います。歴史的・伝統的なものに触れたとき、大自然を目の前にしたとき、言いようのない畏れを感じることがありますよね。

Photo by Dil / Unsplash

そんな「幽玄」は海外の人にも共感できることですが、一言で言い表せるのは日本語の「幽玄」だけなのかもしれません。

えっ、こんな言葉まで?

12.積ん読

読書家の間でよく使われる「積ん読」とは、読もうと思って買った本なのに、積んでおくだけで読まないこと。読みたいと思っている本はたくさんあって買ってしまっても、なかなか読む時間がないんですよね。

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