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[10/11〜10/17の運勢]10月3週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

カルチャー

私たちは生きるということを、どこかで時間の経過に従って何かしら経験や価値や資産が増大していくものであり、そうあるべきと考えてしまうところがあるように思いますが(だからこそ老いや衰えを資産の減少と考えありえない事態と感じてしまう)、与えられた「生命」を生きているという視点から考えれば、実際にはみな平等に刻一刻と残りの生き時間が引かれているだけなのだとも言えます。

そして、そういう自覚が深まっていくなかで初めて、よりたくさんの価値を取り入れようとするのではなく、必要な分だけ取り入れ、余った分は周囲に分配していくという発想が自然に生まれ、結果的に、慎ましさやユーモアといったものが本人の佇まいに立ち現れてくるものなのではないでしょうか。

その意味で今週のいて座は、深く静かに呼吸を整えつつ、何か自分を包む大いなるものに生かされてきた恩恵と幸運に、そっと思いを馳せていきたいところです。

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今週のやぎ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

めんどうだけどこれでいく

今週のやぎ座は、「たかが」と「されど」のはざまに立っていくような星回り。

「切株やあるくぎんなんぎんのよる」(加藤郁乎)は、昭和三十四年、作者が三十歳のときに出した第一句集『球体感覚』に収録された一句。「あるくぎんなんぎんのよる」を「歩く銀杏銀の夜」と読めば、銀色に照る月光のもとで銀杏の実が歩きだす幻想的な光景が浮かび上がってきて、どっしりとした「切株」の存在感とあいまって、おとぎばなしのワンシーンのような遊びのある句となります。

しかし、あえて平仮名にしてあることを鑑みて、松山俊太郎が指摘しているように別の読み方をすれば「或る苦吟難吟の夜」となり、句作の舞台裏で苦しみ抜いている作者の姿が現れてくる。いずれの解釈が正しいかという愚問は脇に置くとして、声に出して読んでみると「ぎんなんぎん」というはねるようなリズムがなんとも心地よく、それ自体が苦しみと楽しみが分かちがたく結びついた、作者の言葉にならない心境を物語っているかのよう。

作者にとって俳句はしょせん言葉を尽くした遊びであり、同時に、命をかけた遊びでもあったのかも知れません。あなたもまた、そうした苦しみと楽しみの両極のはざまにこそ自分の居場所や立ち位置を改めて見い出していきたいところです。

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今週のみずがめ座の運勢

illustration by ニシイズミユカ

得体の知れない人になろう

今週のみずがめ座は、「大愚」の気風を宿していこうとするような星回り。

爛熟期の江戸時代に、大阪で酒造業者をしながら、自邸を知識人の集まるサロンとして、書画や本草学・医学・蘭学などあらゆる分野の貴重な書物や物品を蒐集した木村蒹葭堂(けんかどう)という伝説的な人物がいます。

彼の家には毎日、様々な人が訪れ、また多くの人と手紙のやりとりをして、人びとは彼の影響を受けたようです。その意味で、彼は世間の媒体(メディア)になりきったのだと言えますが、その器の大きさはこうして彼の実績を書いてみても、いまいち掴めない感じが残ります。

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