家じゅうがいつもすっきり! ラクラク片づく、しかけやワザをギュッと凝縮してご紹介します。
どうしたらがんばらなくても楽しく片づけや掃除ができるようになるのか、その方法を片づけの達人に教わってギュッと集めた『くり返し使える「家じゅうすっきり!片づけ&掃除ワザ」がギュッと一冊に!』。
本書から抜粋した内容を参考に、かける労力は最小限に、効力は最大限に。新しい気持ちで、片づけと掃除を始めてみませんか?
※本記事はレタスクラブムック編集部著の書籍『くり返し使えるベストシリーズ vol.1 くり返し使える「家じゅうすっきり!片づけ&掃除ワザ」がギュッと一冊に!』から一部抜粋・編集しました
服選びが楽になるクローゼットの作り方
せっかくのすてきな服やバッグも、ものが多くて使いづらい収納では、活用できないまま埋もれてしまいます。クローゼットはコーディネイトを考える場所。4つのステップを実践して、理想の収納を目指しましょう!
教えてくれたのは:さいとうきいさん
ライフオーガナイザー。日本ライフオーガナイザー協会運営のWEBマガジン『片づけ収納ドットコム』編集長。スモールスペースを最大限に活用する収納テクニックで、狭くても、ものが多くても、すっきりと片づく快適な暮らしを提案。
毎朝コーディネイトが決まらない! 着たい服が見つからない! と悩んでいませんか? それは「クローゼットの使い方を少し間違えているからかも」と、ライフオーガナイザーのさいとうきいさん。
「服が決まらなかったり、見つからないのは、ズバリよく着る服とそれ以外が混在しているから。クローゼットはただの収納場所ではなく、実はコーディネイトを考える場所でもあるんです。いちばん出し入れしやすい位置に、よく着る服を納めるようにすれば、服選びがグッと楽になりますよ」
トップスはハンガーバーと引き出しに点在し、ボトムスは出しやすいようにと直接バーに。バッグは今にも棚からなだれ落ちてきそうな状態。
服を約3割減らし、掛ける収納をメインにしたことで、選びやすさが格段にアップ! 使用頻度の低いバッグは上の棚へ置き、ごちゃつき感ゼロに。余裕のあるクローゼットに大変身。
STEP1 不要なものは処分し、シーズンオフの服は別の場所へ
1.一度すべての服を出す
まずはクローゼットの中身を全部出すところからスタート。「クローゼットを見やすくするためには、服の量を見直す(減らす)ことが大事。年齢を重ねると体形も似合う服も変わってくるので、明らかに着られない服は処分を」。
2.季節物を分ける
夏物と冬物が交ざっている場合は、分けて収納するのがベスト。「クローゼットにすべての服が納まらない場合、シーズンオフのものは別の場所で保管して。どうしても捨てられない思い出の服なども同様に別の場所へ」。
STEP2 “スタメン服”を選ぶ
STEP1で残った服の中から、“スタメン服”を選びましょう。「スタメン服とは、手持ちの服の中でも、特に着る機会の多いもの。これはライフスタイルによって変わりますが、例えば週5日仕事に行くのであれば、仕事に着ていく服がスタメンになります」。今回の例では、仕事用としてトップス8枚、ボトムス8枚をスタメン服に。
使いやすいモノトーンときれいめカラーのトップス
ひざ下丈スカートとワイドパンツをチョイスしたボトムス
年齢やテーマに合わない服は処分!
見直してみて「今の自分に合わない」と感じた服は、思い切って処分。今回の例では、濃い色の柄物シャツやダメージジーンズ、ひざ上丈のパンツやスカートなど。
【読者の声】
使える服ばかりだからコーディネイトを考えやすい!