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生理に悩んだら3か月測定! 産婦人科医・宋美玄先生が解説する「基礎体温」の測り方と測る意味

ライフスタイル

「基礎体温は、比較的体温が低い低温期と、そこから0.3度程度高くなる高温期に分かれます。

低温期は、生理1日目から排卵が起こるまで、高温期は排卵日から次の生理が来るまでです。低温期と高温期がきちんと二層に分かれるようなきれいなグラフにはならないかもしれませんが、婦人科系の病気が疑われるときは、基礎体温表があるととても重要な参考資料になります。受診する際は必ず持っていきましょう」(宋美玄先生)

1「排卵の可能性がわかる」

測っていた体温がぐっと上がったら、そこが排卵日であることがわかります。排卵日付近に性交すると妊娠の可能性が高まりますから、妊活中はこの体温の上下を見逃さないようにします。

「低温期と高温期に分かれていれば、排卵が起きている可能性が高いでしょう。まだ10代であっても、これから妊娠したいと思っている方は、一度基礎体温を測ってみて低温期と高温期に分かれているか知っておくとよいでしょう。ただし気をつけなくてはならないのは、低温期と高温期に分かれたからといって、確実に排卵したわけではないという点です。厳密に言えば、排卵したはずだという予測でしかないので、本当に排卵しているかどうかは受診して調べます」(宋美玄先生)

2「不調の原因がわかる」

排卵痛やPMS、頭痛などのトラブルは、なんとなくそうかなと思っていても、そのままやりすごしてしまうことが多いもの。その原因を知るためにも基礎体温が役立ちます。

「排卵痛で……と言って受診される方もいるのですが、本当に排卵が起こる時期だけに痛みがあるのでしょうか。月に何度も痛みがあるにもかかわらず、なんとなく排卵痛だと思っている方も多いので、基礎体温をつけることで原因が排卵にあるのか知ることができます。イライラしたり頭痛があったりする方も、それが生理前に必ず起こっているのか、あるいは生理周期に関係なく起こっているのかが、基礎体温からわかります」(宋美玄先生)

3「生理日の予測ができる」

大切な予定を立てるときは、自分の体調が万全な日を選びたいものですよね。基礎体温をつけていると、ある程度周期から体調を予想することができます。

「プレゼンや旅行など、ちょっと気合いを入れたい予定は、いちばん体調がよい生理後から排卵までの時期に入れるのがよいでしょう。反対にストレスを感じやすい高温期はゆっくり過ごせるよう計画を立てるなど、日々の過ごし方を決めるのにも役立ちます」(宋美玄先生)

低温期と高温期の過ごし方

生理周期の影響を受けにくい体質の人もいますが、周期によってイライラしたり腹痛があったりする人も。ここでは低温期と高温期のおすすめの過ごし方を伺いました。

・低温期は楽しく元気に

「低温期には生理中も含まれるので、生理痛がつらい人は無理なくゆっくり過ごしたいもの。でも生理が終わってしまえば、高温期に入る排卵日までは比較的穏やかでストレスを感じにくい、元気な毎日を過ごすことができます。心身ともに調子がよい時期なので、何かにチャレンジしたり活発な運動にチャレンジしたりするのもいいでしょう」(宋美玄先生)

・高温期はストレス緩和を

「高温期は低温期とは反対に、涙もろくなったり精神的に追い詰められてしまったり、落ち込んだりしがちな周期です。肌荒れや便秘、腹痛なども起こりやすいので、好きなことをしたり、ゆっくり寝起きしたり、とにかくストレスのかからない過ごし方を選んでみましょう。妊活中の方は、低温期から高温期に変わる排卵日前後でできるだけたくさんの性交をすることをおすすめします」(宋美玄先生)

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