誰かのために何かするのは素敵だけど…
もっと自分も大切にしてほしい
楽しくなくても楽しいフリをしたり、怒っていても押さえ込んだり…人間関係の中で、他の人を思ってあえて自分を押し殺してしまうときってありますよね。他人を優先できるのは素晴らしいことです。しかし、そのせいで自分の気持ちに目をつぶってしまってはいませんか?
周りの人達に心を配るだけでなく、ときには自分の本音にもにも優しく向き合ってみてあげてください。今回は、つい他人の気持ちを優先しがちなときに、もっと自分を大切にして過ごすための方法をご紹介します。
1.自分との約束を守る
自分との信頼関係を築く
自分の気持ちを優先させることに、罪悪感を抱いてはいませんか。自分の本当の気持ちに気づいていても、わがままだとか自己中だとか、自分を責めてはいないでしょうか。

例えば、今日の夜はゆっくり過ごそうと思っていたけれど、上司に誘われたから飲みに行く。仕事をしているとありがちなことですが、あまりにも上司との約束を優先してしまうと、自分との約束を破り続けることになってしまいます。

約束を破られたら、誰だって悲しいですよね。自分自身に対しても、きちんと約束を守ってあげましょう。
2.自分の感情に素直になる
好きなことに「好き」、嫌なことに「嫌」
他人を優先しすぎると、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまいます。自分は何が楽しくて、何に怒っていて、何が好きで、何が嫌いなのか分からない。感情を押し殺すことに慣れてしまうのは、つらいことですよね。

そこで、自分の感情を少しずつ取り戻しましょう。自分の心の動きに対して、敏感に耳を傾けてみてください。心が動いたときに、「あ、私ってこれが好きだったんだ」「私は苦手なことだな」と、感情の再確認ができます。

好きなことには「好き」。そして、もっと大切なのは嫌なことには「嫌」と言うことです。自分が望まないことなら、ときには「嫌」と言ったり断ったりすることも大切です。自分の感情に素直になってみてくださいね。