糖質ほぼゼロ！パスタの代用にもなる、“しらたき”を使ったダイエットレシピ

ダイエットをするときには食事制限をする方が多いかと思いますが、食事制限をしていると空腹感との戦いになり、ストレスがたまる原因になりますよね。食事制限が辛くてダイエットを途中で断念したという方も多いかと思います。

ダイエットを継続するには、満腹感を得ながらも食事からの摂取カロリーを抑えるということが大切です。そうすることで無理なく健康的にダイエットを続けることができます。とはいえ、摂取カロリーを抑え、満腹感を得るのはなかなか難しいもの・・・。

そこで活用したい食品が、しらたきです！今回はしらたきがダイエットに役立つ理由、しらたきの具体的な使い方を紹介していきます。

今回紹介するしらたきですが、一体何からできているのでしょうか。

しらたきの原材料は、こんにゃく粉です。こんにゃく粉を水で溶いてのり状になったら細い穴に通し、それを固めることで作られます。

似たような食品に、糸こんにゃくがありますが、これは呼び方の違いです。江戸時代には関東では先程紹介したような方法でしらたきを作っていました。一方関西では板状のこんにゃくを細く切り、糸状にしたものを糸こんにゃくと呼んでいました。

しかし現在では、かつて関西で作られていた製法はなくなり、こんにゃく粉を水で溶き、細い穴に通して固めるという製法に統一されているようです。つまり、糸こんにゃく=しらたきということです。昔の名残から関東ではしらたき、関西では糸こんにゃくと呼ばれています。

そう呼ばれる理由は、カロリーの低さにありました。しらたきには、ほとんどカロリーが含まれていないのです。調べてみると、何と100gあたり6kcalでした。

麺類には糖質が多く含まれていて、スパゲッティー1食分 (100g)で約350kcalあります。しかし、同じ量のしらたきを食べてもたったの6kcalにしかならないのです。いつも食べている麺類をしらたきに置き換えるだけで、約350kcalのカロリーを抑えることができます。

実際に、アメリカではパスタをしらたきに置き換えてダイエットに成功している人がたくさんいるんだとか！麺類が好きでダイエットをしながら麺類も食べたい、という方には特にオススメの方法ですね。

しらたきでダイエットが成功する理由をまとめてみました。アメリカでミラクルフードと呼ばれるのも納得です！

水溶性食物繊維である「グルコマンナン」には保水性という性質があります。水を吸って腸内で膨らむので、少量でも満腹感を得ることができるのです。しっかり満腹感を得られるのに、カロリーはほとんど摂取ありません。

非常に低カロリーなしらたきですが、糖質もほぼゼロです。小麦粉から作られた乾燥パスタは100g中70g程度の糖質を含んでいますので、それをしらたきに置き換えれば糖質オフに。普段から糖質の過剰摂取で太っていた方は、しらたきを取り入れることで痩せることができます。

しらたきには、「グルコマンナン」という水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。「グルコマンナン」は、スーパーフードと言われるチアシードにも含まれているもので、血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。血糖値の急上昇は脂肪を貯めやすくする原因になっています。それを防ぐことで、痩せやすくなります。

「グルコマンナン」には、腸内を綺麗にする働きもあります。大腸でカサを増して排便を促します。また、腸内細菌のエサとなり、善玉菌を優位にし腸内環境を整えてくれます。腸内環境の悪化は、代謝の低下に、つまりは太りやすくなる原因に繋がります。しらたきを食べて腸が綺麗になれば、代謝が上がり痩せやすくなります。

さて、それでは実際に、しらたきダイエットはどのように実践すればいいのかを紹介していきます。

先程お話したように、しらたきはアメリカではパスタの代わりとして使われています。よく麺類を食べる方は、いつも使っている麺をしらたきに置き換えましょう。それだけで350kcal程抑えることができます。

しらたきは水に浸った状態で売られているので、あのぷにぷにとした食感ではパスタの代わりになるか不安かもしれません。しかし、火を通して水分を飛ばすことで適度な弾力が生まれ、パスタの代わりに使うことができます。

また、パスタは茹でるのに時間がかかりますが、しらたきの場合はフライパンで水分を飛ばすので、茹でるのと比べると少し時間を省くことができます。

ラーメンが好きな方は、中華そばのかわりにしらたきを使うだけ。ラーメンのスープに水分をきったしらたきを入れれば完成です。