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日本酒初心者のお酒の選び方とは?初心者が知りたい、日本酒の楽しみ方。

日本酒というと、中々とっつきにくいイメージを持っている人も多いのでは?初心者がもっとを楽しむ為に知りたい基本的な知識から素朴な疑問まで、恵比寿の〈GEM by moto〉店長・千葉麻里絵さんさんが教えてくれました。

編集部 / Hanako編集部

グルメ

Q1.純米酒とその他の日本酒の違いってなに?

A1.「純米酒は原料がお米と水だけのお酒。吟醸、大吟醸、本醸造は醸造アルコールが添加されているものです。添加物というと悪いイメージですが、醸造アルコールにはお酒のキレや香りを良くするというメリットもあるんです」。そのなかでも吟醸、大吟醸は米をしっかり磨いた酒。「米らしさを楽しみたい時は純米を、雑味のないお酒を飲みたい時は吟醸、と考えるとわかりやすいかもしれません」。とはいえ最近は技術の進化で、精米歩合が低くてもきれいな造りのお酒も多いそう。あくまで一つの基準ととらえて。

Q2.冷酒と熱燗、おすすめの飲み方はどちら?

A2.お酒のタイプによりけり。「お燗に合うのは米をあまり磨いていないお酒。アミノ酸が豊富で旨味がのっている分、温度を上げることで旨味がさらに増します。反対に酵母由来のフルーティさがある吟醸タイプは冷酒できりっといただくのが一番」。適温は合わせる料理によっても違う。「油っこい料理は熱めの温度にすると油を切ってさっぱりいただけますし、湯葉などの繊細な料理はぬる燗でトーンを合わせるとより引き立ちます。また料理とお酒の温度を合わせても。日本酒ほど温度で味の変わるお酒は世界でもまれ。味の変化を楽しんで」

Q3.日本酒初心者のお酒の選び方を知りたい!

A3.まずは店の人にビギナーであることを素直に言ってから、自分の好みを伝えよう。「フルーツなど好きな食べ物で飲みたい味を例えてもいいし、好きな音楽や今日の気分でもOK。とにかく自由に伝えて大丈夫。そして好きなお酒に出合ったら、店の人にその味を表すキーワードを教えてもらうこと。次からはその言葉でオーダーするとスムーズです」

Q4.お酒に強くないけど日本酒を楽しめますか?

A4.おすすめは低アルコール原酒。「通常の日本酒の原酒がアルコール度数18〜20度のところ、こちらは14〜15度。原酒の旨味と軽い飲み口が特徴です」。それでも悪酔いしそうになった時は水!「お酒と一緒に同量から倍飲むとアルコール分解が早くなりますよ」

Q5.日本酒にも季節があるってホント!?

A5.実は日本酒にも旬がある。「12月から翌春にかけては新酒がリリース。ガス感がありフレッシュな味です。その原酒を生貯蔵した『ひやおろし』は秋の風物詩」。最近ではスパークリング酒やロックで飲む日本酒など夏の“変わり日本酒”もトレンド。

今回教えてくれたのは…

〈GEM by moto〉店長・千葉麻里絵
唎酒師の免許を持ち、各地の蔵を訪ね歩く日本酒界のトップランナー。人気店〈日本酒スタンド酛〉の店長を務め、昨年〈GEM by moto〉を立ち上げ。より幅広い層が楽しめる日本酒専門店の新しいスタイルを同店で実現中。

〈GEM by moto〉
ナチュラルなビストロ風の店内でいただくのは約300種の日本酒と和、洋、中と幅広い酒肴。新鮮なうちに飲み切れる四合瓶での提供や長期熟成を可能にする-5℃の氷温貯蔵庫など、日本酒を最高の状態で楽しむための工夫も。
■渋谷区恵比寿1-30-9
■03-6455-6998
■17:00~24:00、土日祝13:00~21:00 月休

(Hanako1121号掲載/illustration:Shigokun text:Chiho Ohsawa)

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