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ワークライフバランスがとれない。転職するか悩んだ時の大事な判断軸

ライフスタイル

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「残業が多くて、転職をするべきか迷ってしまう」とのお悩みについて、ライターのトイアンナさんがアドバイス。

残業が多くて、転職をするべきか迷ってしまう

広告関係に勤めているため、スケジュール管理を自分の中でしっかりしていても急な案件が発生することが多く、結局残業をすることになります。残業をしたくない私は職を変えなければいけないのでしょうか。
(30代/クリエイティブ職)

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こんにちは、トイアンナです。働き方改革が進んだとはいえ、一部の業界は置き去りになっている……それが現実だと思います。

とある映像制作会社の知り合いも、週刊連載を持つ出版社の社員さんも、変わらず忙しそうです。

仕事と共に生きるか

残業は健康リスクなどの観点から、長時間労働は改善されるべきであり、私自身もそれは正しいと思います。

ただ、PRや広告代理店営業のように、急な依頼が発生しやすい仕事は残念ながらあります。そういう仕事の方は、突然の残業に対応したり、オフの時間であっても常に稼働できる準備をせざるを得ないこともあります。例えるなら「仕事と共に生きる」といった感じでしょうか。

仕事と共に生きる人は、オンとオフが緩やかにつながっています。休んでいても仕事のことを少しは考えていたりします。

あなたがどう感じるかがキャリアの分岐点

そういった業界で最後まで残るのは、残業ありきでも仕事を楽しめる人だけだと、私個人的には思います。

逆に、無理して残業している人は、途中で辞めていくことが多いように感じます。

こういう現実に対して、あなた自身が「ま、仕方ないよね」と思えるか「絶対に嫌だ」と感じるかが、今後のキャリアで分岐点になるのではないでしょうか。

無理に働くことはない

私は、「やれやれ」と言いながら何だかんだ、仕事をする方の人間です。あなたは、どうでしょうか。こういう、オンとオフが曖昧で、残業がどうしても発生してしまうような業界は、あえて無理に働くような業界でもありません。

なにしろ、理解のある人としか結婚できなくなりますし、子どもは寂しい思いをするかもしれないし、友達との関わりは減るかもしれないのですから。

それでも、「やれやれ」と苦笑して働き続けたいでしょうか。それは、あなたの選択次第です。

Point.

・働き方改革が進んでも、緊急案件が入りやすい仕事はある
・自分はどうやって生きたいか、無理のないキャリアを選びましょう

(文:トイアンナ、イラスト:黒猫まな子)

※この記事は2022年01月18日に公開されたものです

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