もうすぐやってくるバレンタイン。チョコレートジャーナリストの市川歩美さんによると、今年は作り手の意思を感じながら心も体も満たすことができる進化系サステナブル“ウェルビーイングなチョコレート”がトレンドなんだとか。今回は〈渋谷スクランブルスクエア〉で買えるウェルビーイングなチョコレートを5つピックアップしてご紹介します。
〈haishop〉の「Divineフェアトレード」。
最後にご紹介するのは〈渋谷スクランブルスクエア〉14階に位置する、社会的な課題の解決を目指すおみやげショップ〈haishop(ハイショップ)〉が届ける「Divine(ディバイン)フェアトレード 」。ドイツのディバイン社は、フェアトレードの理念に従って運営されており、株式の44%はカカオ生産者組合が所有し、会社の利益は農民グループの意見によって用途が決められ、地域の発展のために使われています。生産者自身が会社の経営に加わることで、現地の人々の手により充実した地域社会を築き、人々が貧困から抜け出し、さらに質の良いカカオを育てることへとつなげているSDGsにも配慮した会社です。
ガーナの小規模農家の協同組合「クアパ・ココ」のフェアトレードカカオを使用した「Divine(ディバイン)フェアトレード 」のフレーバーはなんと12種類!今回いただいた35gの小さいサイズも6種類展開しています。国際フェアトレード認証のついたチョコレートで、これだけユニークなフレーバーが多く取り揃えられているのは珍しいそう。
ドイツのメーカーということもあり、味わいは全体的に濃厚でしっかりとした甘さのため、欧米で市販されているチョコレートが好きな人におすすめしたいところ。リーズナブルで持ち運びやすいパッケージも魅力的ですね。こちらはバレンタイン限定品ではなく、通年販売されています。
適正価格でカカオが取引されるフェアトレードやオーガニック素材にこだわった環境にも体にもやさしいチョコレート、そして低糖やヴィ ーガンなど、さまざまな嗜好の方がチョコレートを楽しめるようになってきた近年。今年のバレンタインは、おいしいだけでなく、環境への配慮、自分や贈る相手も気持ちの良いウェルビーイングなチョコレートを選んでみては?
〈渋谷スクランブルスクエア〉