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ミントの種類はこんなにあった!種類別の特徴・使い方を徹底解説

レシピ

スーっと鼻を通るすっきりとした香りが特徴のハーブ「ミント」。香りはガムや歯磨き粉のイメージが強いですが、ハーブティーやカクテル、チョコミントなど、さまざまな使い方があります。この記事では、ミントの種類と特徴、おすすめの使い方などを簡単に紹介します。

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ミントの種類ってどのくらいあるの?

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ミントはスッキリとした清涼感のあるハーブとして知られています。シソ科ハッカ属の多年草で、その種類は大きくペパーミント系とスペアミント系の2種類に分かれますが、変種は600以上にもおよぶといわれるほどあるといわれています。

葉・花・茎すべてが料理やお茶などに使用でき、ミントの精油にはメントールやリモネンなどの成分があり、アロマとしても使われます。

ハーブとしてそのまま料理やお茶、カクテルなどに使用するほか、精油は歯磨き粉や食品の香料となり、またリラックスのためのアロマ、虫よけスプレーなどにもなる優れものです。

まずはこのふたつ!スペアミントとペパーミントの違い

スペアミント

スペアミントはペパーミントに比べると香りが穏やかで、清涼感もきつくないのが特徴です。スーっとした刺激よりも甘みのほうが特徴的で、スペアミントはガムや歯磨き粉の香料によく使われています。

葉は先がとがっていますが、全体的に丸いフォルム。料理にそのまま使うハーブならこのスペアミントが主流です。

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スペアミントはドリンクに使ってもいいのですが、やわらかい香りなので料理に使うのもおすすめ。春の筍にすっきりさわやかなスペアミントを合わせたサラダです。タイ料理風のエスニックな味付けで、ひと味違ったサラダになっています♪

レシピはこちら|Nadia

ペパーミント

ペパーミントはスーッとした清涼感とピリッとした刺激があるのが特徴で、香りの主成分はl-メントールです。

メントール含有量が多いため、スペアミントよりもきついといわれています。日本のミントであるニホンハッカもペパーミント系に含まれ、日本のガムなどもペパーミントを使うことが多いのでなじみ深いでしょう。

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ミントのいいところは、ちょっとドリンクに添えるだけでさわやかになるところですよね!こちらのレシピでは自家製アップルジンジャーを炭酸で割り、ペパーミントを添えています。清涼感ある炭酸飲料はミントとの相性も抜群です♪

レシピはこちら|Nadia

日本のミント

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上でも少し触れましたが、日本にも自生するミントがいくつかあり、「ハッカ(薄荷)」と呼ばれてきました。在来種が数種類あり、すでに江戸時代ごろには栽培されていたといわれています。

「薄荷」という名称については漢名が由来ですが、薄荷から精油をとるとほんの少しの量にしかならないため、運搬する荷物が少なくて済む、という由来があるのだとか。

ニホンハッカ

ニホンハッカは日本在来種のミントで、「ワシュハッカ(和種薄荷)」とも呼ばれます。ペパーミント系に分類されるニホンハッカはメントール成分が多く、古くからタバコの香料などに利用されてきました。ほか、医薬品や菓子類にもよく使われます。

葉は先がややとがった楕円形で、葉の脇、茎の上部あたりに花をつけます。

ヒメハッカ

ヒメハッカ(姫薄荷)は日本全国に自生する在来種で、ミントのなかでは香りや味がきつくない部類です。かなり古くからある種類で、現在では準絶滅危惧種になっているとか!

葉は小さくてギザギザがなく、上に白っぽい小さな花を咲かせます。ツンとした強い刺激がなく、ハーブティーとして飲むのに適しています。

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