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春むくみで下半身太りに!?ヨガインストラクターに聞くむくみ解消習慣とは

美容

寒さがゆるみ、穏やかな気候になる春先は、「からだが重くてだるい」「脚のむくみが気になる」という悩みが起こりやすい時期でもあります。春に感じるこれらの不調は「春むくみ」かもしれません。今回は、春むくみが起こる原因、解消するストレッチとマッサージのやり方をヨガインストラクターの古城美季さんに伺いました。

春むくみとは?

photo:pixabay
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むくみとは、からだの循環がうまくいかず、体内に余分な水分や老廃物が溜まった状態です。とくに、冬から春にかけて暖かくなる時期はむくみが起こりやすいとされていて、これを春むくみといいます。

季節の変わり目は心身が繊細になり、むくみをはじめ、さまざまな不調があらわれやすい時期。春むくみは見た目のデメリットだけでなく、倦怠感や疲労感、代謝の低下など、ほかの不調を招くこともあるのです。

春にむくみやすくなる原因

むくみが起こる原因はさまざま考えられますが、春のむくみには主に自律神経が関係しているとされています。

「三寒四温」といわれるように、春先は暖かい日と寒い日が交互に訪れ、朝晩と日中の寒暖差が激しい日が多くなります。
からだの冷えと寒暖差で体温調節機能を司る自律神経のバランスが乱れやすくなり、血流やリンパの滞りが生じ、むくみやすくなるのです。

また、新年度になる春は環境の変化が多い時期でもあり、それに伴ってストレスも溜まりやすくなります。過度なストレスは自律神経の乱れにつながり、春むくみを招きます。

冬の生活習慣も春むくみの原因につながります。冬は寒さで運動不足になりがちです。その影響が春先になってあらわれ、筋力が低下すると代謝も下がり、むくみを招きやすくなるのです。

とくに下半身がむくみやすい理由

上半身よりも、下半身の方がむくみやすいと実感している方も多いのではないでしょうか。

下半身にはお尻や太ももなどの大きな筋肉が多くあります。加齢や運動不足などで全身の筋力が低下するとその影響を受けて代謝が低下し、下半身がむくみやすくなります。とくに、ふくらはぎの筋肉には血液を心臓に送り返すポンプの役割があるので、ふくらはぎの筋力が衰えると血流が悪くなります。その結果、下半身のむくみにつながるのです。

また、重力の影響によりからだの下部分に水分や老廃物が溜まりやすいことも、下半身がむくみやすくなる理由といえるでしょう。

春むくみを解消するストレッチ

photo:photo-ac
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春むくみの解消におすすめのストレッチを2つご紹介します。ストレッチのポイントは深い呼吸です。ゆっくりと深呼吸をしながら、反動をつけないように気をつけてストレッチを行いましょう。

イスに座ったままできるむくみ解消ストレッチ

足首を柔軟にして、付随するふくらはぎの筋肉にアプローチし、からだのポンプ機能改善を狙います。イスに腰かけたままできるので、デスクワークの合間などにおすすめです。

ストレッチのやり方

1. イスに座った状態で、おなかに力を入れて両脚を持ち上げてひざを伸ばします。つらい場合は片脚ずつ行ってください。
2. 息を吸いながら、つま先を前方に伸ばして足の甲を伸ばします。

3. 息を吐きながら、かかとを前方に強く押し出して足首を深く曲げます。ふくらはぎが伸びているのを感じながらゆっくり行いましょう。

4. 10回×3セットを目安にこの動きをくり返します。

タオルを使った脚のむくみ解消ストレッチ

固くなりやすい太ももの裏側やリンパ節があるひざ裏、ふくらはぎ、アキレス腱のストレッチです。寝たままできるので就寝前におすすめです。持ち上げた方のお尻とかかとで伸び合う意識を持って行いましょう。

ストレッチのやり方

1. 仰向けになり、右ひざを曲げ、棒状にしたフェイスタオルを右の足裏に引っかけて、両端を両手で持ちます。左脚は伸ばしておきます。

2. 仰向けになり、右ひざを曲げ、棒状にしたフェイスタオルを右の足裏に引っかけて、両端を両手で持ちます。左脚は伸ばしておきます。

3. この動きを左右30秒ずつ(3~5呼吸)くり返します。

春むくみにはマッサージも有効

photo:pixabay
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春むくみの解消には、マッサージも効果的です。リラクゼーション作用も期待できるので入浴中や就寝前におすすめです。マッサージ用のオイルやクリームを塗って、お肌を労わりながらマッサージしてください。保湿効果も期待できます。

脚のむくみ&だるさ解消のマッサージ

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マッサージは心臓に遠い部位から行います。ひとつの部位だけでもOKですが、順番にすべて行うとより効果的です。

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