ベビーベッドか布団かはママの寝具に合わせて
「ベビーベッドか布団かは、ママの寝具に合わせるのが基本。ほこりが気になる、ペットを飼っているなどでベッドを選ぶママもいます」
【昼間のねんねスペース】ママの目がいつも届く場所に
「昼は、家事をしているときもママの目が届くよう、キッチンからも見える場所にねんねスペースを確保しましょう。物が落下したり、地震で転倒しやすい家具のそばは避けてください」
【NG】照明器具の下に寝かせない
「赤ちゃんはあお向けに寝て過ごすので、真上に照明器具があると、目への刺激が心配です。また、地震の際に落下する危険もあるので避けてください」
【NG】エアコンの風が直接当たらない
「赤ちゃんは体温調節が苦手なため、風が直接体に当たると冷えすぎや暖めすぎになりやすいです。布団の移動、エアコンの風向き、風量の調節をしましょう」
【NG】壁にカレンダーやポスターをはらない
「落下の危険があるカレンダーやポスターを、壁にはるのはやめましょう。上部にほこりがたまりやすいのも衛生面でマイナスです」
【NG】床にコードを散らばらせない
「赤ちゃんを抱っこしているときに、コードにつまずいたりすると危険です。コード類はなるべくまとめて壁沿いにはわせる工夫を」
ベビーチェア&ラックのベルトは必ず締める
「10㎝の高さでも、赤ちゃんが落ちて脳内出血を起こす危険があります。転落を防ぐため、使用中はベビーチェアなどのベルトを必ず締めてください」
ママの動線が確保できる
「産後のママは、慣れない赤ちゃんのお世話で疲れがち。なるべく楽に動けるよう、動線を考えて居場所やグッズの置き場を配置しましょう」
温度差の激しい窓から離す
「日光や外気の影響を受けやすい窓際は、できれば避けたいもの。ねんねスペースは、明るくて風通しがよく、なおかつ直射日光が当たらない場所に設置しましょう」
赤ちゃんがある程度まとめて寝るようになるのは、産後しばらくしてからのこと。最初は2~3時間おきに寝たり起きたりを繰り返すので、ねんねスペースも夜と昼間の2パターン考えて用意しておきましょう。ねんねスペースが完成したら、明るさや気温、湿度、安全性などは大丈夫か、チェックしてみてくださいね。(文・たまごクラブ編集部)
■監修:小川クリニック 院長 小川隆吉先生