毎日の家事、本当にしんどいですよね。でもやらないといけないし、どうにか手を抜けないだろうか…そう思っているのは、あなただけではないかもしれません。
夫と小学生の娘2人の4人家族、主婦歴は9年になるけど家事は嫌い! そんなズボラニスト timoさんが、「いかに家事から逃れるか」をとことん追求した、ズボラ家事の決定版をご紹介。
・ソファに寝そべりながら家事を回す方法
・家事や育児の時間は減っても家が整う理由
・家事をラクにする物選び などなど
家事をサボっている罪悪感は消え、さらに今より家がキレイに片づくというミラクルが起こるかも!?
※本記事はズボラニスト timo著の書籍『無敵! のズボラルーティン 必要最小限の家事で見た目が整った家を手に入れる』から一部抜粋・編集しました
ミニマリストをあきらめズボラニストへ
「ミニマリスト」という素晴らしく合理的なライフスタイルを知った私は、新居へ引っ越すまでの間にたくさんのモノを手放しました。もったいないからととっておいた、使っていないモノの数々。これらに収納するスペースだけでなく、管理する時間まで奪われていたなんて……。
しかし、たくさんのモノを捨てて、どんどんスッキリしていく部屋に満足しながらも、私が求めているものと何かが違うことに気がつきました。
炊飯器を手放し、鍋でごはんを炊く。少ない服をきちんと手入れして長く着る。でも待って。鍋で炊いたら残りのごはんはすぐラップで包まないと硬くなるし、服が少ないと洗濯をサボれない……。
しょっちゅう買い物には行きたくないからストックはたくさん必要。
シンクに食器を溜めても困らないよう、食器も予備が必要。
ミニマリストへの道はあっけなく幕を閉じました。
私はミニマリストのモノを減らして「手間も減らす」ところだけがほしかった……そのことに気づき、「最小限のモノで暮らす」から「最小限の家事で暮らす」へとシフトチェンジし、ポリシーを持って家事をしないと決め、ズボラな自分を肯定することにしました。
これでもっとラクになると思うと 手放すのが楽しくなる
考え方一つで前向きにモノに別れを告げられます。フリマアプリへの出品は写真を撮る手間、文書を作る時間、などを考えるとズボラには向いていないので、まとめてリサイクルショップへ持ち込むようにしています。私が欲しいのはお金ではなく時間です。
がんばらないことを当たり前にしたい
私が目指したのは、がんばらなくてもキレイな家です。それは、「ソファでダラダラしがちで、極限まで家事をサボってしまう、それなのに暮らしへの理想は激しく高い」私がずっと追い求めていたものでした。
一生懸命に家事をやらなくても家をキレイに保てるしくみさえ整えれば、モデルルームのようなスッキリした部屋も、優雅に紅茶をたしなむひとときも、両方手に入る。そんな理想をかなえるしくみは、ありがたいことにすでにどこかの誰かが発案済みで、SNSには家事をラクにするための情報がたくさんありました。