育児や仕事に追われて思うように家事ができないとき、ありますよね。忙しいのでなかなかできないことがわかっていものの、溜まったホコリを見れば憂鬱になってしまう…。そんな人にご紹介したいのが、自身が実践する予防掃除や仕組みづくりをSNSで発信している、時短家事アドバイザーの満月さんのテクニックです。
仕組みづくりのスタートラインに立つための汚れの落とし方も細やかに指南することで反響を呼び、現在満月さんのInstagram(@mangetsu_kun)のフォロワーは15.5万人(2022年6月時点)!
「家事がたまっている状況では『あれやってない、これやってない』とモヤモヤして、心も休まりません」と語る満月さんが、家の新築をきっかけにたどり着いたのが「がんばらずにきれいをキープする仕組み」なのだそう。
満月さんによる、膨大な家しごとからしれっと解放される「最短ルート」のヒントを見ていきましょう!
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玄関でものをブロックする
ものの出入りが多い玄関。
リビングに色々と持ち込む前にここでブロックする仕組みをつくり、片づける手間を大きく減らしています。
長く滞在しない場所だから、ついでに整えられるよう、掃除も収納もラクな方法に。
それが、すっきりとした“家の顔”につながります。
「気になったときだけ」の玄関掃除
レベル1 ヘッドを替えて掃除機をかける
先代の掃除機のヘッドだけがまだ使えるので玄関用に。
たたきには、砂、ホコリ、ネコの毛がよくたまるので掃除機で吸い取るのが一番手っ取り早い。
レベル2 泥汚れのときはタイルブラシで
泥や雪など湿った汚れがあるときは、水につけた玄関用ブラッシングスポンジ(アズマ工業)でこすります。
すぐ汚れるのでかがまず簡単に掃除できるのがいい。
玄関掃除をラクにするために
出しっぱなしの靴は木製ラックに乗せる
毎日履く靴は靴箱にしまわず、木製のシューズラック(SLEEPY)に乗せています。
雨や雪の日でも靴が乾きやすく、掃除もしやすい。
乗せるだけなら子どももできます。
<よく履く靴>
左ふたつは子どもの靴。右は私の近所用ボアスリッポン(jou jou lier)です。
ボアが取り外しできて便利。夫の通勤靴も帰宅後ここへ。
厚底でベージュの色合いがかわいいEVA素材
のサンダル(朝倉商会)を愛用。
しまう靴はボックスに入れて棚板を汚さない
<時々履く靴>
シューズウォールの中にしまう靴は、1足ずつ箱(Seria)に入れています。
こうすると棚板が汚れず、靴を全出しして大掃除する手間が省けます。
横から靴が見えるよう、浅い箱が◯。
最初に箱を揃える手間はありますが、管理は確実にラクになります。
箱の数以上靴が増えない効果も。
右側が私、左側が夫と子どものエリア。
使用頻度の高い靴を低めに配置し、冠婚葬祭用などは上に。
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続けられないことは「今日もできなかった」と自己肯定感も下げてしまうことも…。
誰でも簡単に始められる予防家事のテクニックを身につけて「自分を休ませる家事」を今日から始めてみませんか?