メイク崩れが気になるこの暑い季節、少しでもファンデーションを重ねると、すぐにドロっと崩れてきます。
ナチュラルに仕上げて崩れを防ぎたいけど肌トラブルも気になる!そんな方に手に入れて欲しいのが「コントロールカラー」。今回は、コントロールカラーの使い方や色の選び方など徹底解説します!
ファンデのドロッと崩れ、気にならない?
肌のくすみや赤み、ニキビ跡などを隠そうとファンデーションをしっかり重ねると、夏は汗や皮脂による崩れが目立ちます。またマスク生活も続いているので、マスク下で蒸れてファンデーションがドロッと崩れてしまうという方も多いようです。
できるだけナチュラルに仕上げたいけど、トラブルはしっかり隠したい!という方にぜひ使って欲しいのが「コントロールカラー」。重ねて隠すというより、色の力で肌トラブルを目立たなくする、というイメージです。
コントロールカラーは薄膜でトラブルを目立たせなくすることができるので、ベースメイクの厚塗りを防ぐことができます。ひと手間はかかりますが、他にも使うメリットがたくさん!
今回は、コントロールカラーの選び方や使い方を徹底解説していきます。
コントロールカラーの使い方とは?
全顔用下地の後に、気になる部分にポイント使い
コントロールカラーは色の力で肌トラブルを隠すので、重ねすぎると色が浮いてしまいます。少量でもトラブルを隠す力はあるので、少しずつ重ねていきましょう。
まずは日焼け止め効果のあるタイプや、保湿力のある全顔用の下地を馴染ませます。その上からコントロールカラーを重ねます。
スポンジや指の腹で優しく叩き込むように馴染ませましょう。引きずるように馴染ませると、下に馴染ませた下地がヨレてしまったり、密着力が甘くなってしまうので注意が必要です。
例えばグリーンのコントロールカラーであれば、赤みが気になる部分のみにピンポイントで馴染ませると自然に仕上がります。
気になる部分のみに馴染ませることで、全体的に「厚く塗った感」が回避されます。
全顔用下地としての機能も備えたコントロールカラーも
最近では、全顔に使えるコントロールカラーも幅広く揃ってきました。全体に使えるので、色補正力は少し落ちてしまいますが、例えば肌全体のくすみや肌の暗さなどは、全顔用でも十分肌色の補正力は感じられます。
手間をかけるのがイヤ!という方は、全顔用のコントロールカラーもチェックしてみてくださいね。
色別・コントロールカラーの種類を徹底解説
ブルーは肌の黄ぐすみを飛ばして透明感をアップ
ブルーのコントロールカラーは、肌の黄ぐすみを飛ばして透明感をプラスする効果があります。
塗りすぎると白く浮いてしまうこともありますが、例えば目まわりに薄く馴染ませるとアイシャドウの色が綺麗に映えたり、イエローベースさんはブルーを仕込んでおくことで寒色系のアイメイクアイテムが綺麗に馴染んでくれる効果も得られます。
メイクアップのバリエーションも広がるので、ぜひ一度は試したいコントロールカラーです。
ピンクは肌の血色感をアップ
ピンクのコントロールカラーは肌に血色感を与え、健康的に見せる効果があります。「今日はなんだか顔色が悪いな…」と感じる時にはピンクを仕込んでみましょう。いきいきとした印象やハッピーな印象をプラスすることができます。
大事な就職面接、接待の時など良い印象を与えたい時にもぴったりです。
グリーンは肌の赤みを飛ばす
グリーンは赤の補色に値する色なので、赤を相殺する効果があります。
頬に出やすい赤みやニキビ跡などを飛ばす効果があるので、いつもファンデーションやコンシーラーで隠してた!という方は、ぜひ色の力に頼ってみてください。ごく少量でも赤みを飛ばすことができるので、ファンデーションの厚塗りも防げますし、素肌が美しいかのような仕上がりが叶います。
塗りすぎると白浮きしてしまうカラーなので、様子を見ながら少しずつ重ねていきましょう。