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冷え&便秘を改善「本格チャイティー」[簡単デトックス!腸コンディショニングレシピ]

レシピ

腸の役割は消化・吸収・排泄機能だけでなく、幸せホルモンで知られるセロトニンや免疫細胞など、そのほとんどが腸に支配されていると言われるほど! この連載では、週末にお家で簡単に作れる「腸コンディショニング」レシピを紹介していきます。隔週金曜更新。

岡清華

心身の健康は、腸からはじまる。腸は第二の脳と言われているほど、心身の健康を担う最も重要な臓器です。腸の役割は消化・吸収・排泄機能だけでなく、幸せホルモンで知られるセロトニンや免疫細胞など、そのほとんどが腸に支配されていると言われています。腸内細菌のバランスが取れ、腸が活発に動き始めるとあらゆる不調が解消され、快適な心身を保つことができます。

そして、この「腸」を整えるには善玉菌をつくる発酵食品、善玉菌の餌となる水溶性食物繊維、オリゴ糖を積極的に摂取し、悪玉菌の餌となる 動物性蛋白質を少し控えめに意識することが重要なんです。「腸コンディショニング」レシピでは、これらのポイントを押さえた料理法を紹介します。今回は、消化吸収排泄を担う内臓機能を活性化してくれるスパイスをたっぷり使った「チャイティー」をご紹介します。

上手に取り入れたい様々な効能の「スパイス」

スパイスには、それぞれに多種多様な効能がありますが、共通して消化吸収排泄を担う内臓機能を活性化してくれる効果を持ち併せています。腸内環境を整えるためにもスパイスは非常に有効的なのです。スパイスやハーブ類には身体のサビをつくる、つまりは細胞の老化につながるフリーラジカルを撃退する抗酸化作用があると言われています。スパイスは適量を正しく組み合わせて用いることで、消化力を高めるだけでなく、食にまつわる強い欲求を弱めてくれるとも言われています。しかし効果効能を多く持つスパイスやハーブ類は、多用しすぎることで逆に消化の邪魔になったり、マインドを過度にアクティブにしてしまうので「程々」を心がけるのが良いでしょう。

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BIGSTOCK

今回紹介するのは…
スパイスたっぷり「チャイティー」

レシピのポイント

寒い日の朝に、ほっと一息つきたいおやつの時間にオススメのチャイティー。毎日の朝の習慣、もしくは間食に、取り入れてみてはいかがでしょうか? 朝にスパイスを煮立たせたチャイを飲み少し経つと、身体が内側から温まり、心が休まり、朝の排泄がスムーズになることを実感いただけるはずです。毎日の朝の習慣、もしくは間食に、取り入れてみてはいかがでしょうか? 今回のレシピで使用するスパイスのそれぞれの効能をご紹介します。

Cardamom_カルダモン: カルダモンは胃腸を保護する効果や、気持ちを落ち着かせる効果も期待できます。乳製品に含まれる粘液を形成する作用を弱めて消化を助ける効果もあるので牛乳に使用する際に組み合わせると良いでしょう。

Cinnamon_シナモン: シナモンは血糖や塩分のコントロールに役立ち、血液の流れを良くする効果や強い抗酸化作用をもつと言われています。

Cloves_クローブ: クローブは消化促進以外にも鎮痛作用、抗菌作用があり、メンタルを安定させる効果もあると言われています。

Ginger_ジンジャー(生姜): ジンジャーは消化を助けたり身体を温める効果があります。伝統医学アーユルヴェーダでは万能の生薬とも言われ重宝されています。

アーユルヴェーダ
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チャイティー

材料(1人前)

チャイ茶葉… 大さじ1

生姜(生or乾燥)… 小さじ1/3(パウダーだと小さじ1/4)

シナモンスティック…5cm

カルダモン…3粒

ブラックペパー…3粒

クローブ…3粒

豆乳(又はお好きなミルク)…150ml

水…150ml

ココナッツシュガー(又ははちみつなどお好きな甘味料)

作り方

1. スパイスは細かく刻むか、グラインダーですり潰しておく。小鍋に水と、刻んだスパイス、擦り下ろした生姜を入れ、沸騰させておく。

2.中火で2~3分沸騰させたら、茶葉を入れて弱火にして更に2~3分煮立たせる。

3.豆乳もしくはお好きなミルクを鍋に注ぎ沸騰手前で火を止める。

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