温泉にご当地グルメ、とっておきの観光名所が揃う秩父には魅力がたくさん。秩父に行くならおさえておきたい、新旧3つのおすすめスポットをご紹介します。
編集部 / Hanako編集部
1.〈西武秩父駅前温泉 祭の湯〉温泉からグルメまで秩父の魅力を一堂に。
西武秩父駅に2017年に開業した複合型温泉施設。館内は温泉エリア〈祭の湯〉、フードコート〈呑喰処祭の宴〉、秩父みやげを販売する〈ちちぶみやげ市〉と3つのエリアからなり、シーンごとにさまざまな楽しみが待ち受ける。
露天風呂〈花見湯〉。露天はほかに寝ころび湯やつぼ湯が、内風呂には高濃度人工炭酸泉や塩サウナも。
入浴施設〈祭の湯〉には、岩風呂をはじめ4つの露天風呂と6つの内湯を完備。さらに休憩所やプレミアムラウンジもそろい、週末は宿泊も可能に。
フードコート〈呑喰処 祭の宴〉。わらじかつ丼をはじめ秩父名物がそろう。
フードコートでは秩父の食材を使ったジェラートを販売。写真は赤ワイン秩父ルージュとメープル。ダブル500円(各税込)。
立ち飲み〈酒匠屋台〉では日本酒3種の飲み比べや地酒を楽しめる。
また〈呑喰処 祭の宴〉では秩父名物やB級グルメを、〈ちちぶみやげ市〉では秩父の特産物や銘菓を販売。
〈ちちぶみやげ市〉で人気No.1の秩父みやげ。
秩父みそ360円。秩父の老舗味噌蔵が製造する定番みやげ。
旅の醍醐味が全て詰まった新たなランドマーク。秩父を訪れた際はぜひ立ち寄って。
〈西武秩父駅前温泉 祭の湯〉
■埼玉県秩父市野坂町1-16-15
■0494-22-7111
■入館・入浴 10:00~23:00、金土祝前日・特定日~24:00、朝風呂 土日祝・宿泊日の翌日6:00~9:00
■宿泊 金土祝前日・特定日20:00~9:00無休
■入館料980円、土日祝・特定日1,080円(各税込)
2.〈三峯神社〉標高1,100mの社で頑張る力を授かる。
木々が立ち込める参道は神秘的。境内の西のはずれには「えんむすびの木」が。
関東屈指の名社として名高いのがここ〈三峯神社〉。3つの鳥居を配した珍しい「三ツ鳥居」や杉林の参道、きらびやかな装飾が美しい「随身門」など、凛とした佇まいに圧倒される。
「伊いざなぎのみこと弉諾尊」「伊いざなみのみこと弉册尊」を祀る本殿。
本殿は340年前の建物が今でもそのまま。樹齢700年と伝えられるご神木「重忠杉」が傍らにそびえ立つ様子は、まるで守り神のよう。
青や赤などカラフルで見た目もかわいい「氣守」。計4色あり各1,000円。
こちらに参拝したら、忘れてはいけないのが「氣守」。中にご神木が入った御守で心願成就のための「気」、つまりパワーをいただけると評判。自分への元気づけにもいいし、おみやげにしても喜ばれるはず。
「遥拝殿」からは妙法ヶ岳や秩父盆地を見渡せる。運がよければ雲海も。
〈三峯神社(みつみねじんじゃ)〉
「御眷属(ごけんぞく)」様として祀られている狼たちもお見逃しなく。西武秩父駅から急行バスで約75分(秩父鉄道の三峰口駅から乗車すれば約50分)。西武秩父駅までは池袋から特急レッドアロー号で1時間20分ほど。
■埼玉県秩父市三峰298-1
■8:00~18:00 ※季節により変動あり