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出しっぱなし禁止!収納の手順や仕方を変えるだけでもキッチンの防災対策に

インテリア
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割れ物や刃物、重たい家電など、危険につながるものが、家の中でいちばん集まっているキッチン。負担の少ない自宅避難ができるように、被災経験のある2人にリアルな情報を伺いました。

対策したことでこんなに変わった!「イラストレーターで防災士のアベナオミさんの被災経験」 https://www.lettuceclub.net/news/article/1102653/

教えてくれたのは▷イラストレーターで防災士のアベナオミさん

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宮城県出身・在住。2男1女の母。2011年の東日本大震災にて被災。当時1歳の長男にハウスダストアレルギーがあり、自宅避難を選択。この体験を基に防災の重要性を発信中。インスタグラム:@abenaomi

@abenaomi

教えてくれたのは▷整理収納アドバイザーの澁川真希さん

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コンフォートスタイル代表。一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所 代表理事。東日本大震災で被災した経験を生かし、片づけのプロとして、家庭で取り入れやすい防災、減災の備えや整理術を提案している。

コンフォートスタイル

【見直しポイント】割れ物や刃物類は出しっぱなし禁止

"耐震グッズをフル活用して、キッチンの防災はバッチリ~"と油断してはダメ。「忘れがちですが、水切りカゴに食器や包丁が置かれた状態が、実は危険です!」

「洗う→拭く→しまう」を夜のうちに完了させる習慣を

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震災は何時に起きるか予測不能です。洗った食器や調理道具の、水切りカゴ滞在時間を短くする工夫を。「使った食器や包丁はその日のうちにしまうなど、毎日の習慣を見直してみて」

食洗機や速乾性の高い洗剤を積極的に取り入れて

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揺れても食器が飛び出ない食洗機や、ささっと拭いてすぐに片づけやすい水切れのいい速乾性洗剤を取り入れるなど、便利なグッズに頼るのも対策の一つです。

割れやすいものから片づけて!

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【見直しポイント】調理台はすっきりと!置くなら割れにくい素材で

調理台には何も置かないのが、防災的には理想。ただ、毎日の調理には不便。使いやすさと安全性を両立する「割れにくい容器」に注目!

塩や砂糖など調味料は割れにくい容器に

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「調理台には調味料をたくさん並べず、毎日使う2~3種類だけを出すのが理想。ガラスや陶器などに入れている場合は、プラスチックなど割れにくい容器に入れ替えて」

使用頻度の低い調味料は極力しまって

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使用頻度の低い調味料は、扉のある棚や引き出しの中に収納を。「棚の中にしまう調味料は、割れにくい容器に詰め替える必要はありませんが、使用後は必ずしまって」

アベさんのお役立ちメモ

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