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美プロのおすすめクリームやお手入れのコツを伝授![肌の未来が変わる「+1」(プラスワン)スキンケア〈まとめ〉]

美容

スキンケアという習慣は、実は幸せにつながる大切なひととき。賢者の言葉を胸に、今年大豊作のクリームや洗顔後の+1を取り入れれば、肌と心のポジティブスパイラルの幕開けです!

1. 3人の第一人者と神崎 恵さんの、幸福度が上がる「+1スキンケア」

“幸福学の第一人者”前野さんが語る

博士(工学)
前野隆司さん
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。著書に『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』(講談社)

幸せは自分で目指してつかむもの。スキンケアは幸せをつかむトレーニング

幸せは向こうからやってくるものではなく、自分から能動的に求めるもの。行動や考え方を変えることで幸せをつかむメカニズムは、科学的にも解明されており、朝晩のスキンケアは「幸せトレーニング」のチャンスです。スキンケアは、「もっとキレイになれる」という可能性を信じて、自分の肌を美しくする行為。今の化粧品は優れていますから、肌によい変化を感じて、成長や達成感が得られる可能性が。すると自己肯定感が上がり、ありのままの自分に自信がつくかもしれません。幸せになる方法は色々ありますが、一日の始まりと締めくくりに心の状態をよくするスキンケアは、その手がかりに。実際に、スキンケアする人は幸福度が高いことが研究でも明らかになっているんですよ。

“禅を究めた僧侶”町田さんが語る

僧侶・比較宗教学者
町田宗鳳さん
広島大学名誉教授。御殿場高原「ありがとう寺」住職。著書に『「無意識」はすべてを知っている』(青春出版社)ほか。

スキンケアは無意識への入り口。「ありがとう」の気持ちで肌に触れましょう

肌は「心の窓口」ですから、ストレスを抱えていたら吹き出ものやシワができ、黒ずむのも当然のこと。コロナ禍を経て不安材料は以前より増えてきていますから、ストレスに左右されない「心の軸足」を定めることこそ、美肌への第一歩と言えるでしょう。そのためには「無意識」、つまり心を静めて何かに集中する、瞑想のようなルーティンが必要。禅寺の座禅や作務のように、日々のスキンケアは「無意識」の入り口になり得ます。雑念を入れず、洗顔ソープを泡立てたり、クリームを優しくのばす行為に集中しましょう。そのときぜひ、自分への「ありがとう」の気持ちを込めて。感謝の気持ちは不安を取り払い、その人本来の美しさや能力を引き出してくれます。

“美容エディター”松本さんが語る

美容エディター
松本千登世さん
多くのメディアで美容指南。感性を重視し、心に寄り添うコスメ選びが、幅広い年代の共感を呼ぶ。

われを忘れて「わ~、幸せ♡」と思えるコスメに出会うことが、肌の未来を開きます
スキンケアの心地よさが“美肌効果”を引き出すことは、もはや常識。自分好みの感覚に出会って、それに没入することは、スキンケアで最も重要! コスメのテクスチャーや香りに「わ〜、幸せ♡」と心を開き、仕上がりに「イイね!」をつける。その積み重ねが、肌のポテンシャルを引き出します。バイラ世代は、先輩世代と後輩世代のはざまで、日頃から理性で感性を抑え込みがちだと思うんです。スキンケアのその瞬間は、毛穴やシワが果たして消えるのかという“ジャッジ”はほどほどに。素直に、やわらかく、自分の本能に従ってみて。

神崎 恵さんが語るクリーム愛。「むっちり肉厚なタフ肌はクリームでしかかなわない」

美容家
神崎 恵さん
化粧品を愛し、数々のスキンケアコスメを試してきた美の目利き。自らが実践するしなやかな年齢の重ね方は、バイラ世代のお手本。

バイラ世代の皆さんは、化粧水や美容液で水分を肌に与えることには熱心でも、クリームで油分を与えることはそれほど意識をしていないのでは? 大人の肌には水分と油分のバランスが大事。

私は30代の頃からクリームが大好きで、化粧水や美容液とともに欠かさず使ってきました。それは、クリームにしかできないことがあるから。水分が飛ばないようにするふたの役割だけではないんです。ハリのある、むっちり肉厚でタフな肌を育ててくれるこの感じ。化粧水や美容液だけではかなえることができず、年齢を重ねるほどにクリームの必要性が増してきています。

クリームって、圧力鍋でうまみを凝縮させた料理に似ていると思うんですよ。魂がこもったような濃密さこそが、肌にとって深〜い味わいに。朝つければ潤いを長時間巡らせてくれたり、夜に塗れば全力で肌を修復してくれます。こんな頼もしいアイテムを使わないなんて、もったいないなって。

クリームにこってり重いという印象があり敬遠している人、今は色々なテクスチャーがあるので「クリームってこういうもの」というイメージを一度取っ払って! 特に、今シーズンは優秀な新クリームが豊作なので、新鮮な気持ちで、新しくクリームと出会ってほしいです。試してみれば、肌にも心にも幸せをもたらし「そばに置いておきたい」というものに必ず出会えます。

クリームは各ブランドの“象徴”ともいえる存在。テクノロジーやサイエンス、そのメーカーの得意な成分がしっかり詰まっている。だから、スキンケアの大トリを飾るにふさわしい。任せて安心(笑)。今この貫禄のあるパワフルなラスボスを味方につけなければ、絶対に損です。

気になる今年のクリーム事情

たるみの謎が続々と解明。改善の秘策がクリームに!
たるみの原因が、ここにきて続々と解明。なぜそこでクリームかというと、頰を引き上げ、ほうれい線やたるみ毛穴をケアする最新の成分は油分と相性がいいから。本気のたるみケアなら断然クリーム。

ただのふたを卒業。肌のリフォームコスメに
しぼんだキメ、乱れたバリア機能、衰えたハリを根本から立て直す、リフォーム力抜群のクリームが目白押し。もはや、肌の未来はクリームにかかっているといっていいほどメンテナンスの要に。

肌への思いやりに満ちたハグクリームが話題
ブランド間のクリームのテクスチャー研究開発競争が激化! 感性に訴えかけ、肌を包み込むのに、決して暑苦しくないしつらえの絶妙な落としどころに、各社注力。好みのハグ感が必ず見つかる。

2. お悩み別「+1」クリーム

たるみ・ほうれい線などの肌下がりに+1する〈リフトアップクリーム〉6選

オバジX ダーマアドバンスドリフト

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張力に関する新知見に基づくパワーリフトテクノロジー搭載。ゆるみ肌を力強く引き上げる。50g ¥11000/ロート製薬 オバジコール
ゆるんだ頰の位置がミリ単位でジワジワと上がっていくのがたまらない! こっくりとしたテクスチャーが頰をホールドする、力持ちクリーム。(小田さん)

THREE バランシング コンデンスト クリーム

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ジンセンなど「根」の植物が目もと、口もとの血行を促進。しっとりとしたハリパーツに。20g ¥8800
濃密なクリームが目もと、口もとでホロリとほどけピタッと収納。小ジワやゆるみがクンッと立ち上がります。精油の香りでお手入れに全集中できます。(小田さん)

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