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失恋した友に“なぐさめの言葉”は逆効果!? シーン別文例集

仕事の連絡はメールが中心、友達との会話も電話ではなくLINEで。SNSやブログでの発信も全盛期、気持ちや感情も文字で表現するのが当たり前になった昨今。ともすれば絵文字やスタンプ、(笑)に頼りがちだけれど、自分らしい言葉で文章を綴るには? ちょっとした気持ちを伝える、シーン別文例集をご紹介。

ライフスタイル

教えてくれたのは、博報堂クリエイティブプロデューサーのひきたよしあきさん。

お礼を伝える 「ありがとう」よりも、楽しんでいる様子を淡々と。

例えば、季節の果物を送ってくれた知り合いへのお礼。

「『ありがとう』でもいいのですが、それよりも、『一度に3つも食べた』『こうやって食べたらおいしかった』など、存分に楽しんでいる様子をさりげなく書くほうが、相手の心には響くものです」

また、お礼には、「期待していなかったけれど良かった」という、「下げて上げる」方法も効果的。

「例えば旅行の手配を引き受けてくれた友達に後日メールするなら、『朝7時集合は正直早いと思ったけれど、行ってみたら楽しい企画がぎっしりで、これは7時集合だわ、と納得だった』などと送る。『楽しかった。大変だったでしょ、ありがとう』よりも、さらに心がこもったお礼になりますよね」

はなむけの言葉を贈る 親密な気持ちを込め、過去一番のエピソードを綴って。

春は異動や転勤、卒業など、別れのシーズン。寄せ書きなど言葉を贈るシーンも多いけれど、「あちらでも頑張って」「昇進おめでとう」などの紋切り調ではなく、自分らしいひと言にするには?

「前述の“画文一致体”法を。その人との想い出で一番印象的なことを、具体的に書くのです」

例えば「あの案件を乗り越えた後、帰り道に一緒に食べた寄せ鍋が忘れられません。またぜひ行きましょう」などとすれば、「親密さを表せるし、これからも付き合いは切れないよ、という温かな気持ちも伝わります。それほど接点がない相手にも、『いつもすてきだな、と拝見していました』などと具体的な心情を添えると、気持ちがこもったものに」

仕事の用件を効果的に伝える “柔らかい話題”をひとつふたつ、付け加える。

「言語学の言葉で客観的な情報や事実を述べる話を“リポートトーク”、心情的な話を“ラポートトーク”といいますが、ビジネスシーンで多いのが、業務連絡や報告などの“リポート”が延々と書かれたメール。単調になりがちで、読み手の興味が長続きしません」

そうならないように、仕事の用件をメールで伝える際は、

「リポートの羅列にラポートを加えてみましょう。例えば『明日の出張の件、9時に駅で集合してM社には10時前に到着予定です。Aさんにアポを入れています』とリポートを続けたら、『お昼は名物の○○でどうでしょう』などと、ラポートを。情緒的な話題で興味を引くことで、仕事の話題も印象付けることができます」

感動を伝える 情景の、さらに一点をズームアップするつもりで。

例えば、感動的だった友人の披露宴の様子を、写真とともにSNSにアップするなら。

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