夜中、子どもに解熱剤をのませようと思ったら期限切れだった。料理中に指をけがしたのにばんそうこうが離れた場所に…。そんな経験ありませんか? いざというときに慌てない、探さない!救急箱見直しのコツをプロに聞きました。今回は、常備薬や体温計のベストな置き場所をご紹介します。
教えてくれた人▷今井知加さん
ビジネスライフ・コンサルタント、整理収納アドバイザー2級認定講師、薬剤師。脳科学を活用した独自の整理収納の理論メソッドや時間の使い方を発信。著書に『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん』(KADOKAWA)がある。
すべての薬を1カ所にまとめず、種類ごとに分けてよく使う場所で保管を。これなら、使いたいときに、さっと取り出せます。
常備薬(内服薬)は高温多湿を避け子どもの手の届かないところへ
のみ薬は、子どもが誤ってのまないよう手の届かない場所に。湿気がたまりやすい押し入れや、高温になりがちなコンロの近くは、変質しやすいのでNG。
《アイディア》
ファスナーつき保存袋に入れ替える
箱入りの薬を、ファスナーつき保存袋に入れ替え。省スペースで残りの量も一目瞭然。潰した箱や説明書も一緒に保管を。
開封した日付を書いておく
個包装されていない瓶入りの薬や、塗り薬、目薬は開封した日付が肝心。分かりやすい場所に、開封日を書いておきましょう。
体温計や爪切りは取り出しやすい定位置に
「救急箱を引っかき回して体温計や爪切りをよく探している」という人は、ワンアクションで出し入れできる置き場所を決め、使ったら戻す習慣を。