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[妊活] 不妊治療ALLガイド #6 不妊治療、どうステップアップする?

子育て

不妊治療は早く始めるほどいい、といわれます。それはなぜなのか、そして、どんな治療が待ち受けているのか。初めて不妊治療をスタートするカップルのためのガイドです。
今回は<不妊治療のステップアップ>についての基本的な流れについて、齊藤英和先生に詳しく解説していただきました。

st.benesse.ne.jp

【監修】齊藤英和先生
国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター不妊診療科医長。不妊治療の最前線で活躍する傍ら、高年出産に伴うリスクの啓発にも尽力。著書に『妊活バイブル』(講談社)

[妊活] 不妊治療ALLガイド #1 なぜ早く検討したほうがいいの?

Step1. 不妊検査を受ける(平均検査期間: 1~3ヶ月)

不妊症を疑ったら、まず病院の不妊外来で不妊検査を受けましょう。
原因は男性、女性のどちらにもあるケースが考えられるので、彼と一緒に受けてください。

Step2. 原因の治療を行う

治療の進め方はケース・バイ・ケースです。不妊検査で原因が見つかったら治療に入ります。複数の原因が重なっていることも多く、一人一人年齢や体質が異なるため、治療の進め方はカップルごとに異なります。

Step3. タイミング法を行う(平均治療期間: 3~6ヶ月)

★妊娠しやすいタイミングを指導される方法
タイミング法は排卵日を予測し、医師から指示されたタイミングにセックスを行うことで、自然妊娠の確率を高める方法です。治療の前段階でもある不妊検査と並行して、タイミング法を行うケースも多くあります。検査は、基本的に排卵日を予測したり、排卵の有無を確認したりするのみ。状況に応じて、黄体ホルモンを補充したり、排卵誘発剤を用いることも。排卵誘発剤には質のよい卵子を育て、排卵を促す効果があります。

【1】検査で排卵日を予測する

排卵は卵胞が直径20mm前後に成長したころに起こるため、女性が超音波検査を数回受け、卵胞の大きさを基に医師が排卵日を特定。セックスのタイミングが指導されます。

【2】排卵の有無を確認する

セックス後に超音波検査によって排卵の有無を調べます。また、子宮内を着床しやすい状態にする黄体ホルモンの分泌状態を調べ、たりない場合は補充します。

【3】検査で妊娠判定を行う

月経予定日を過ぎたら、尿検査や内診、超音波検査などを行い、妊娠が成立したかどうかをチェックします。

※治療の進め方はケース・バイ・ケースです。カップルごとに異なります。

Step4. 人工授精を行う(平均検査期間: 3~6ヶ月)

★精子を子宮に注入して受精の確立を高める方法
人工授精は、採取した精子を専用の注射器を使って子宮の奥へ注入し、受精の確率を高める方法。この方法を行うのは、男性側に精子が少ない乏精子症(ぼうせいししょう)や精子の運動性が低い精子無力症、女性側に精子の侵入を妨げる頸管粘液不全などのトラブルがあり、精子が子宮内をスムーズに進むことができない場合です。なお、精子をより多く送り込んで受精の確率を高めるために、人工授精の当日や翌日にセックスを行うこともあります。

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