最近話題のビーン・トゥ・バー、実際どんなふうに作られているのでしょう?チョコレート好きなハナコラボ所長・斉藤アリスさんが体験してきました。
編集部 / Hanako編集部
1.焙煎したカカオ豆の殻をむきます。

一つずつ手でむいていく。最初は苦戦していたアリスさんも少し練習するとコツをつかんだ様子。

右・田淵康佑/カカオ収穫期には産地で過ごす。良質なカカオを探しながら、品質向上のため農家へのレクチャーや研究を行う。左・斉藤アリス/モデル、ライター。ハナコラボ所長。よく行くバーの店主にチョコレート指南を受けることがあるものの、作るのは初。
「豆のままでも味の違いがありますよ」と教えてもらうと、「ほんとだ!しかもこのままでもおいしい」と試食が止まらない。
2.粗く砕いたカカオをミキサーにかけます。

殻をむいたカカオは、カカオニブという状態。粗めに砕いたカカオニブをミキサーに投入する。するとカカオの油分だけでしっとりとしていく。「ミキサーの動きが鈍くなってきた!」。時々混ぜながら、さらにミキシング。
3.みるみるうちにトロッとした液状に!

カカオバターという油分が出てきてペースト状に。これがカカオマスという状態で、チョコレートの原料。

「ということはカカオ100%のチョコレートってことですね。何も混ぜなくても十分おいしいな~」と、また試食。
4.砂糖を加えて、さらによく混ぜます。

カカオマスに加える砂糖などの副材料の割合で、チョコレートのカカオ%が決まる。今回は70%になるように調整。「いよいよ、スイーツ作りでも見慣れた光景に。でも、チョコレートの割合を調節するなんて初めての体験!」
5.出来上がった生地を型に流します。

