ほおがたるんだ、ほうれい線が深くなった、顔が大きくなった…顔の悩みのほとんどは、加齢よりも猫背や食いしばりなど生活習慣や癖が原因なのだとか。疲れてこわばった顔をほぐして、ゆがみ、たるみ、むくみを取れば、張りのある小顔に!
今回は、「額・目元・眉間」のシワに効く顔ほぐしをご紹介します。
教えてくれたのは▷村木宏衣さん
サロン「Amazing♡beauty」主宰。独自メソッド「村木式整筋」を確立し、その効果がメディアでも話題に。近著は『10秒で実感! 自分史上最高の小顔になる魔法の顔ほぐし』(宝島社)。
老け見えの3大原因ゆがみ たるみ むくみを取れば若返る
「スマホの見過ぎやストレスから、多くの人の顔の凝りは深刻に。今回紹介する顔ほぐしは約1分でできる簡単なもの。顔ほぐしで凝りを取ればゆがみ、たるみ、むくみが改善して、顔は必ず若返りますよ」(村木さん)
効果アップのコツ
1.何も塗らずに行なう
顔ほぐしは指で筋肉をしっかり捉えて行なうのがコツ。クリームなどの滑剤を使うと指が滑って刺激したい筋肉を捉えづらくなるので、塗らずに行なって。
2.息は止めない
息を止めてマッサージを行なうと、筋肉がかたくなってしまい、ほぐしづらくなります。ほぐすときには息を止めずに自然な呼吸を心がけて。
3.口の力を抜いて行なう
口に力が入って上下の奥歯がぶつかると、かみしめるときに働く筋肉に力が入ります。口を少しあけると筋肉がリラックスしてほぐしやすく!
4.いつ行なってもOK
洗顔時やお風呂に入ったときになど、顔ほぐしを生活の一部に取り入れて習慣化すると早く効果が出ます。
額のシワ「まぶた筋ほぐし」
10回
目をあけたときに額にシワができたら、上まぶたの筋肉が衰えているのかも。上まぶたの筋肉で目を開けて額のシワをオフ。
1.両手で額が動かないように押さえる
額や眉の筋肉が動かないように両手で額を押さえる。目を軽くつぶってスタンバイ。
2.上まぶたの力だけで目をあける
額の筋肉を動かさないようにしながら、上まぶたの筋肉だけで目をあける。まぶたの開閉をゆっくり10回行なう。
目元や眉間のシワ「眉毛筋ほぐし」
各5回×3カ所
スマホの使い過ぎで眉毛の下にある筋肉が凝っている人が急増中。ここをほぐすと眉間のシワが薄くなり、目もパッチリ大きくなります。
ほぐすのはこの3カ所
眉頭、黒目の上、眉尻の順に人さし指を動かして、圧をかけながら刺激する。
1.人さし指を眉毛に当てて圧をかける