「とりあえず」とものを置いたまま、その上にも次なる「とりあえず」が置かれて、たちまちゴチャゴチャ…いつも家が片づかない〜とお悩みの方に朗報です!
「わざわざ片づける」というしんどさを減らしたかった、とシンプルライフ研究家のマキさんは、「とりあえず」の感覚で置く場所にフックを活用しているそう。100円ショップのフックを適材適所に取り付けるだけで、毎日片づける意識をせず、自然とスッキリできちゃうんです。
マキさんのおうちでは、キッチンと洗面所でフックが大活躍!
1.エコバッグやスマホストラップ、上着はフリーのフックに一時掛けですっきり!
「ささっとごはん作るぞ!」というとき、食材を入れていたエコバッグや着ていた上着などを、その辺にぽいっと置いてしまうことってありませんか?
マキさんは、キッチンの背面にあるスチール製の収納棚に、マグネットフックを1つ用意。通常は何もかかっていないフリースペースで、いざというときにちょい掛けできるようにしているそうです。
比較的フックの部分が大きく、耐荷重のあるものをDAISOで見つけて使用しているそう。あえて大きめで、フックにしておくことで、「これは掛けられない!」とイライラすることもなし。たかがフック、されどフック! 包容力のあるサイズ感が、掛けるものを選ばないフック選びのポイントかもしれません!
2.スマホの充電やマスクの一時置きにカー用品のフックをチョイス!
キッチンでスマホの充電をしているマキさん。ケーブルが棚の下に滑り落ちていて、充電したいときに引っ張り上げて…と、いう動作がストレスだったそう。そんなときに100円ショップのカー用品売り場で見つけたのが、車内用のケーブルクリップとフックが1つになったアイテム。
これを棚板の厚みの部分に粘着テープでペタッと貼り、スマホの充電ケーブルとマスクの一時置きフックに。カー用品だからと先入観を持たず、片づけってもっと自由でいいんだ!と教えてくれた、なるほどアイデアです!
3.ヘアゴムの迷子問題はコンパクトなフックが解決!
髪の長い子どもがいると、じわじわと増殖するヘアゴム。ケースや引き出しに入れると中身が見えないので、いざというときに本数が足りない!と朝の支度中に大騒ぎになることも…。ヘアゴム専用のフックを1つ洗面所に用意すれば、ワンアクションで取れて、ストレスなし。「本数がわかるので、買い足すタイミングもわかります」
100円グッズのフックは種類が豊富で、どれを選べばいいか迷いますが、どこで、どう使いたいのか、目的をはっきりさせてから選ぶと、マキさんのように生活の質がぐっとアップしてストレスが減りそうです。ぜひ、お試しください!
教えてくれた人▷マキさん
シンプルライフ研究家/時産アドバイザー。サイト「エコナセイカツ」やオンラインサロン「シンプルライフ研究会」などで、心地よく生きるための暮らしの工夫やヒントを発信中。
撮影/林ひろし
文/レタスクラブ編集部T