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リボ払い=借金の覚悟で! お金のプロが伝授する“NGマネーアクション”8つ

お金を増やすための節約&貯蓄&投資。でも、間違った考え方や方法では、いくら頑張って続けても、増やすどころか失うことになりかねない。自分は大丈夫と思う前に、「もしかしたら、やってしまっているかも!?」という視点で、お金にまつわる行動の“基本のキ”を見直してみて。

自ら調べ、疑い、得た知識が最大の武器に!

節約、貯蓄、投資というマネーアクションは、一つ一つの選択によって、結果に大きな差が出る。

「増やす、少なくとも減らさない行動を選ぶには、知識が大切」

とファイナンシャルプランナーの井戸美枝さん。

「“なんとなくやっていた”“知らなかった”では、払わずに済んだお金を払うことになったり、投資に失敗したり、一生損し続けることになりかねません。特に今は、日常的にスマホ決済を使い、仮想通貨という言葉が広く浸透するなど、お金の形や価値が激変中。変化に応じた正しいマネー知識を身につけ、それを基にしたアクションでお金を守りましょう」

知識を、お金を守る強力な武器にするには、自ら調べ、疑うことが欠かせない。

「ネットは手軽に調べられ便利な一方、情報の内容は玉石混交です。また、投資の経験談は、損した人よりも大儲けした人の話のほうが届きやすいもの。調べた情報や見聞きした話をそのまま受け取らず、一度疑ってみることも、重要なマネーアクションです」

これNG! 気をつけたいマネーアクション。

リボ払いの意味を知らずに使う。

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実際の使用額にかかわらず、毎月の支払額を一定にできるリボ払い。「大半のクレジットカードのリボ払いは、年率15%という高い利息がつきます。これだと、10万円のものを買い、毎月の返済額を5000円に設定した場合、総額11万5260円も払うことに。淡々と支払いが続き自覚しにくいですが、リボ払いは借金という認識で!」。また、新規で作ったカードの初期設定がリボ払いになっていることも。一度、確認してみて。

・自動でリボ払いになっていないかチェック。
・どうしても使うなら、借金をする覚悟で!

ポイント目当てにムダ遣い。

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店頭やショッピングサイトで目に飛び込んでくる「ポイントアップ」の誘惑…。「普段よりポイントが多いこと自体はお得ですが、『得だ!』という気持ちが判断を鈍らせ、不要なものまで買ってしまいがちです。さらに、ポイントの利用を先延ばししたり、うっかり忘れたりして期限が切れるのはもったいない! 買い物は○倍デーの日だけ、利用する店を絞ってポイントを集約させるなど、自分なりの決まりを持つといいですね」

・ポイントは小まめに使って期限切れにしない。
・ポイント○倍デーなど、買い物する日を固定させる。

固定費を初期設定のまま放置する。

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値上がりしていく光熱費対策のために、小まめに電気を消す、使わない時はコンセントを抜くのは大事な節約アクション。「そうした日々の小さな積み重ねに加え、実践してほしいのが放置状態のプランの見直しです。電気とガスのセットプランにすることで、ぐっと安くなる場合が。通信費も、格安スマホに変える選択肢もあるでしょう。変更の手続きを面倒に感じるかもしれませんが、一回行えば大きな節約効果が見込めます」

・節約度が高い光熱費&通信費を見直す。
・一回の手続きの手間を惜しまない。

ボーナス払いで毎月の赤字を補填する。

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夏と冬、年2回のボーナスが出ることを前提に生活していると、家計が一気に崩れる可能性が。「今、たまたま赤字続きで…という人は、ボーナスで一度家計を立て直すべき。しかし、会社の業績によっては出ないこともあり得るボーナスで補填することを“当たり前”にするのは危険! 月々の支出が月収を下回る仕組みを作り、ボーナスはあくまで臨時収入として、貯蓄や生命保険の年払いなどに回すのが理想です」

・あくまで月収で生活できる家計作りを。
・ボーナスの使い道は貯蓄を中心に考える。

すすめられたまま契約した保険を見直さない。

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明確な目的がないまま契約して放置している保険はないだろうか。「けっして安くない保険料を払っているのですから、まずは契約している保険や特約の内容を把握しましょう。そして、今の自分にとって、本当に必要かどうか見極め、取捨選択を。ちなみに、加入が必須なのは、持ち家の火災保険と自動車所有者は自動車保険だけ。そのことも頭に置き、結婚、出産、転職とライフステージが変わるたびに、見直しましょう」

・契約している保険や特約の内容を確認しよう。
・絶対に必要なのは火災保険と自動車保険だけ。

誰かがすすめていたからという理由で投資商品を買う。

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投資初心者が悩むのが、膨大な数から商品を選ぶ作業。好きな金融系YouTuberの情報などを参考にするのも一手だが…。「専門家にも不得意なジャンルがあり、情報発信者が投資のすべてを知っているとは限りません。演出として煽っている面もあるので鵜呑みにするのは禁物です。まずは、公の信頼できる情報に当たり、最終的に判断を。あなたのお金を動かすのはあなた自身。損をした時、誰も責任を取ってくれませんよ」

・損をしても誰も責任を取ってくれない!
・金融庁など公のサイトや信頼できる情報を調べる。

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