ビールやワイン、日本酒と、お馴染みのアルコールをもっと味わい深くするためのニッチなアイテムに注目。セレクトしてくれたのは、科学する料理研究家で、キッチンまわり評論家のさわけんさんです。
普段使いのビールを特別な一杯に変えて、贅沢な時間を過ごす。
缶でグイッと飲むビールは、忙しい平日のご褒美。余裕のある休日は、ビアサーバーを使う。いつもと違う見た目と味わいになるから、グラスやおつまみにまでこだわってみたり…。平日と休日のビールが全く変わって、いつものビールが極上の一杯に。非日常感を演出できて、贅沢な気分を味わっている。この夏は友達を招いてビアカクテルパーティを開きたい! と最近ベランダに小さなベンチも購入したくらい。お酒を楽しむシーンを想像すると、暮らしの中に喜びと心のゆとりが生まれる。
自家製ビアカクテルの味とクリーミーな泡にうっとり。
【グリーンハウス】カクテルビールサーバー
ビールやジュースなど好みの飲み物を2本入れ、レバーを倒せば自動でブレンドされたビアカクテルが注がれる。超音波が生み出すクリーミーな泡はビアホールで飲むようなきめ細かさ。本体ユニットと中蓋は丸洗い可能。電源は単3形乾電池2本、屋外でも使える。¥13,178*編集部調べ(グリーンハウス https://www.green-house.co.jp)
ソムリエが入れたようなワインをボタン一つで再現。
【Vinaera】電動ワインエアレーター Pro‐MV7
ワインに空気を含ませ、味と香りを引き立たせる作業を、ボタン一つで瞬時に行えるエアレーターは、国際ソムリエ協会のお墨付きの一品。エアレーションのレベルは調節可能、ボトルを立てたままボタンを押せばグラスに注げる。単4形乾電池6本使用。¥19,800(ミヤボトレーディング info@miyabotrading.com)
日本酒の香り、酸味、旨味を引き出す酒器。
【KISO】hiyakan PRO
熱燗も冷酒も作れる、日本酒の美味しさを最大限引き出す冷温機能付き。10~60°Cの温度変化を実現。好きな温度でより長く楽しめる保温モード搭載。鋳物作りの老舗『能作』が錫製酒器部分を担当し、一つ一つ職人の手仕事で鋳造。スタンダードセット¥46,200(hiyakan PRO https://hiyakan.com)
さわけんさん 科学する料理研究家、キッチンまわり評論家。科学的に料理を考えて、狙った通りの料理をつくるレシピの達人。食品やキッチングッズなど実食・検証を行い、精力的に比較している。
※『anan』2023年5月31日号より。写真・小川久志 スタイリスト・池田沙織 取材、文・板倉ミキコ
(by anan編集部)