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ストレス過食に瞑想が効く!米国研究機関の報告とは

ライフスタイル

仕事や学校、人間関係のストレスを、食べることで解消してしまう...そんな人も多いはず。アメリカのある研究で、そんなストレス過食に瞑想が効くことが明らかになった。

長坂陽子

ストレス過食のメカニズム

ストレスを長期間感じ続けると体が飢餓状態に陥り、過食に繋がる

アメリカ心理学会の調査によるとアメリカ人の成人の40パーセントはストレスのせいでジャンクフードを食べてしまう、食べすぎてしまうと認めているのだそう。しかもその半数は週に1度はストレス食いをしてしまうと認識しているのだとか。同学会によると人間がストレスのせいで食べすぎてしまうのには訳があるそう。人間は慢性的にストレスにさらされると通称ストレスホルモンというコルチゾールというホルモンが増加。あるアメリカの心理学者は「ストレスを長期間感じ続けると、体が飢餓状態に陥るというのはあり得るのです。ストレスがコルチゾールを作り続け、あなたの食欲に影響を与えてしまうのです」。
しかもこのとき炭水化物や糖分を取ってしまうとさらに事態は悪化。炭水化物も糖分も脳の中で快楽を司る部分を刺激するそう。これはある種のドラッグと同じような働き。そのため食べるのをやめられなくなってしまうそう。

ストレス過食への対策

食べ過ぎの根本原因であるストレスを、瞑想で解消しよう

このストレス過食をなくすために同学会が進めているのは、ずばり根源となるストレスを和らげること。「健康的な気分転換を習慣にすることが大切です。例えば散歩に行く、深呼吸をする、友達に電話をする。瞑想をすることも効果的です」。専門家曰く「きちんと考えられなくなるくらい、ストレスが高まってしまう前に自分の気持ちに注意を払うことが大切です。ストレス過食は感情的な要望が満たされていないことから起きるのです」。
自分の気持ちに向き合う瞑想は、自分の感情が何を求めているのか見極める上でとても重要。ストレスでジャンクフードを食べてしまいそうになったら、深呼吸して瞑想をする。そんな習慣を取り入れてみれば心身ともに健康に美しくなれるはず!

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