無料の会員登録をすると
お気に入りができます

生クリームに入れる砂糖の量は?種類で変わる味の違いも解説

グルメ

生クリームをホイップするとき、どれくらいの砂糖を入れていますか?決まった分量でしか作ったことがないという方も多いことでしょう。でも、合わせる具材や果物などによっては、その甘さが邪魔になったりしませんか?今回は砂糖の割合別にあまさの変化をご紹介、使う砂糖の種類も解説しますよ。

koku_koku

生クリームに入れる砂糖の量は?

picture

一般的には6%から10%で調整

通常、生クリームは200mlのパッケージで販売されています。推奨される砂糖の分量は、およそ10%です。しかし、甘さを抑えたい場合や、ほかの素材の甘さを生かしたい場合はもう少し甘さを控えたほうがベター。デコレーションしやすく、やさしい甘さが生かせる6%からしっかりとした甘さを感じられる10%で調整していきましょう。

砂糖の量と甘さの目安

生クリーム200mlに対して砂糖12gの分量です。ホイップしたときのあま味は控えめで口当たりはさっぱりしています。モンブランなどの素材のあま味を生かしたお菓子などにおすすめです。

生クリーム200mlに対して砂糖14gの分量です。口当たりはやさしいあま味で、フルーツサンドなどを作るときにおすすめです。

生クリーム200mlに対して砂糖16gの分量です。しっかりしたあま味を感じることができる分量です。この分量が一般的に適量と考える方も多いことでしょう。

生クリーム200mlに対して砂糖18gの分量です。あま味が強めなのでクレームブリュレなどを作るのにおすすめです。

生クリーム200mlに対して砂糖20gの分量です。甘党の方が甘いケーキを食べたいときにおすすめの分量で、強いあま味を楽しむことができます。

砂糖なしでも生クリームは作れる?

picture

砂糖を使わないまま生クリームを作ることもできます。砂糖がない分、空気をたっぷり含むのでよく泡立ちます。ただし、砂糖の効果でもある「粘り気」が出ないので、デコレーションケーキ用の生クリームに仕上げるには扱いづらくなってしまうでしょう。

砂糖の種類でみる生クリームの味わい

picture

定番&おすすめの2種類

香りがなく、あま味があっさりしていてお菓子作りを中心に幅広く使えるのがグラニュー糖です。粒も細かいので生クリームにもよく溶けます。

グラニュー糖に転化糖を加え、しっとりとした砂糖に仕上げたものが上白糖です。グラニュー糖同様、キメが細かく生クリームによくなじみます。グラニュー糖も上白糖もどちらも生クリームを泡立てる時に入れるのがおすすめ。

そのほかに使われる砂糖

きび砂糖を絞ったものから作られる黒糖は、独特の香りや色があってコクもたっぷり。和風のケーキに仕上げたい場合におすすめです。氷水につけながら生クリームをホイップするとよくなじみます。

あま味や風味などのトータルバランスで考えたとき、黒糖と和三盆の中間にあたるのがメープルシロップです。コクがたっぷり含まれ、香りが強めでドライフルーツやナッツを使用したお菓子によく合います。

黒糖よりもやさしい色合いで、砂糖の中では高級品といわれています。上品なあま味で、口に入れるとすっと消えていくのであと味もさっぱりしています。生クリームの乳成分を最大限引き出してくれるので、どんなジャンルでもよく合います。

どんなお菓子を作るかで甘さを調節しよう

みなさんが普段作るデコレーションケーキやチーズケーキ、プリンなどのお菓子の種類によって、生クリームの甘さを控えたほうが仕上がりが上品になるようですよね。おいしいお菓子を作るためには、素材の香りや食感も十分に生かしたいものです。

ぜひ、みなさんのお菓子にぴったり合う種類と割合でさらにおいしいひと皿を作ってくださいね。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ