(4)「家族の段取り」をシンプル化
家事の段取りがシンプルなら、時間も手間も省力化できます。毎日が笑顔になるから、貯める意欲がわいてきますよ。
【やめること】
□洗濯物をすべてきちんとたたむのをやめる
下着類、ジャージ、タオルなどしわが気にならない物はざっくりたためばよし。キレイにしまうことにこだわるのはやめましょう。
□毎日頑張って掃除するのをやめる
掃除は1日15分、集中してすることをルールに。完璧をめざさず「人が暮らしていれば散らかるのは当たり前」くらいにラク~に考えても。
□残り物をやたら冷凍するのをやめる
残り物をなんでも冷凍すると、冷凍化石が増えるだけ。翌日の朝食やおべんとうで食べ切ったり、作る量を加減して残さない工夫を。
【やること】
□休日、出かける前に炊飯器のタイマーをセットする
「疲れたから外食したい」ときでも、「家に帰ればご飯が炊けてる」と思えば、外食の誘惑に負けません。〝お疲れ外食〞はこの手で防止。
□家事をするときはタイマーをセットする
家事は時間を決めないとダラダラしがち。タイマーをセットして、時間内に終わらせることを決めると、テキパキと片づきます。
□きのこは買ったらすぐに冷凍する
きのこ類は意外といたみやすいので、石づきを取り、小房に分けて冷凍。日もちするだけではなく、袋から出すだけですぐに使えて便利。
□古いふきんや肌着を使い捨てできるぞうきんにする
古布は使いやすいサイズにカットして、すぐ手の届く場所で待機。ちょこっと拭きにティッシュやペーパータオルを使わずにすみます。
□使わない保存容器を捨てる
使わずに持っているだけの保存容器は思い切って処分。ニオイがついている、ふたがぴっちり閉まらない、変色している物はサヨナラ!
□その日の食器はその日のうちに洗う
疲れたからとシンクに洗い物をそのままにして寝ると、翌朝のテンションが急降下。「その日の洗い物はその日のうちに」でやる気もキープ。
□お出かけ前に掃除をする
帰宅したとき家の中が散らかっていると、気分がダウン。散らかっている様子を想像しただけで帰るのがイヤになり、寄り道→ムダ買いに。
まずはできることから始めてみましょう。そうすれば、いつの間にかシンプル習慣が身について、ラクに貯まる人になっているはずですよ。
参照:『サンキュ!』3月号「無理なく貯めている人は、超シンプル」より。掲載している情報は19年1月現在のものです。監修/丸山晴美 構成/竹下美穂子 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部