無料の会員登録をすると
お気に入りができます

ものを捨てるのは苦手。でもごちゃごちゃはイヤ! そんな矛盾を解決して、物が多くても素敵に暮らすコツとは?

インテリア
picture

みなさんは自分の家を、気に入っていますか? 私ライターTは、毎日帰宅すると家がごちゃついていて、気分が上がりません。収納の扉を開けて「あれ、どこいった?」と探し物をしたり、インテリアがしっくりこないなぁと不満を感じながら過ごしています。

何とかしたいけれど、日々の家事と育児をこなすことで精一杯。忙しくて、なかなか片付けられないし…と、半ば諦めムード(汗)

そんなライターTにとって、新刊『築50年52平米ものが多いのに片づいて見える家』の著者で、整理収納アドバイザーの能登屋英里さんとの出会いは衝撃!物が多くても、部屋が狭くても、すっきりと心地よく、快適に暮らすコツを聞きました。

『築50年52平米ものが多いのに片づいて見える家』
【写真で確認】「なんだかごちゃごちゃしていた…」初公開!能登屋さんの独身時代の部屋 https://www.lettuceclub.net/news/article/1169554/i12419514/
picture

能登屋英里さん

ビジュアルコンサルタント、整理収納アドバイザー。会社員時代、アパレルショップのディスプレーを担当し、ビジュアルのバランス感覚を養う。その後、ニューヨークとパリでの海外暮らしを経験し、帰国後に結婚。出産、育児など、ライフスタイルが変化したこと、そしてマンションをリノベーションしたことで、暮らしについて見直し。それがきっかけとなり、整理収納の道へ。物が多くても、素敵に見せながら、使いやすい収納を提案。2023年12月に初の著書『築50年52平米 物が多いのに片づいて見える家』(KADOKAWA)が発売。素敵な空間を彩る工夫、役立つ収納の考え方などを紹介している。

『築50年52平米 物が多いのに片づいて見える家』

プチプラ雑貨がいっぱいでテンションが上がらない…?!
能登屋さんも若い頃には失敗があった

――インテリアが好きで工夫しているつもりだけど、物が多すぎてまとまりのない家に…と、自分の家に不満を感じながらも、どう改善していいかわからない…。そんな声をよく耳にしますし、私もまさにその1人です!

能登屋さん:その気持ち、よくわかります。私も少し前は、そう感じていました。独身時代、私はワンルームマンションで一人暮らしをしていました。当時は社会人として自由に使えるお金を、沢山の雑貨に費やしていました。かわいくってお手頃な雑貨が大好きだったんです。ナチュラルなテイストのカゴも好きだし、ポップなデザインも好き。あれこれ目移りしながら、その瞬間に“好き”と思ったものを集めていました。

picture

――能登屋さんの独身時代のおうちも十分素敵だと思いますが……?

能登屋さん:柄のカーテンも赤い棚も、いいね!と思って手に入れたはずでした。好きな物を集めてハッピーなはず……。なのに、なんだかごちゃごちゃした感じがあって、家に帰ってもテンションが上がらなかったんですよね。

「物を増やさないように」と意識することで、物選びに劇的な変化が!

picture

――能登屋さんにもそんな時代があったんですね! そんなごちゃごちゃした家を見直すようになったきっかけは?

能登屋さん:当時、アパレルの会社でディスプレーの仕事をしていたんですが、もっと経験を積みたい!と、海外で生活しようと決めたんです。社会人0年目でした。出発までの準備期間は約1年。お金を貯めて、物を増やさないように生活するなかで、気持ちに変化が出てきて…。

――物を買い集めるのが好きで、楽しみの一つだったはずが、「物を増やさないように」と意識して生活するのは、大変だったのでは?

能登屋さん:海外で暮らす、という大きな目標があったので、大変ではなかったです。ただ、私が今まで衝動的に“かわいい〜” “安いしお得!”と選んできた物を眺めて「あれ?プチプラばっかりの家だな…」と、違和感を持ったんです。海外へ発つ前に、テレビボードなどの家具を人に譲ったときに、手放すことができてちょっとホッとした感覚もあって。物に愛着が持てていなかった自分に気がついて、がっかりしたような、申し訳ないような…。今もその気持ちが心に残っています

――なるほど。客観的に物の選び方を見直すきっかけになったんですね。

能登屋さん:そうですね! その後約2年の間にニューヨークとパリで生活をしたんですが、使えるお金が限られていたので、その中で何を買う?と、今まで以上に吟味して物を選ぶクセがつきました。住んでいたのは家具付きのアパートだったので、好みではないインテリアをどう自分好みにするか、と、家具の配置を変えたり、マルチカバーを取り入れたり。工夫して、失敗して、の繰り返しでした。インテリアショップを巡ったり、友人のお宅を訪問したり、いろいろなケースを見ては、自分の家も見直していました。

長く愛着を持てる“好き”を発見することで、物選びの基準が決まった

picture

――インテリア、ディスプレーについて、たくさんの学びと刺激を得た期間なんですね!

能登屋さん:はい、まさにその通りでした。そんな中で一番の衝撃は、パリ滞在中に観光で訪れた北欧フィンランドでした。世界的建築家でデザイナーであるアルヴァ・アアルトの自邸を見学するツアーに参加したんですが、今もそのときの影響が大きくて!

シンプルでモダンな家具。そこに差し色となる色を使った小物がバランスよく取り入れられていて、この北欧モダンなインテリア、ムード、全部大好き!!と衝撃が走ったんです。今まではこのテイストも好き、あのデザインも好きと目移りしていたけれど、自分の中で軸が決まった瞬間でした

――さまざまなインテリアのテイストの中から“コレだ!”という自分の好みが1つ決まると、物を選ぶときの基準にもなりそうですね!

能登屋さん:そうなんです。独身時代の家は、カントリーなカゴもあれば、ポップな柄もあって、いろんなテイストがごちゃまぜになっていたから、ごちゃごちゃした印象になっていたんだな、と気づきがありました。

好きなテイストが決まったら、物が増えてもすっきり見えるように!

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ