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幸せな人がやっている「たった10のこと」

ライフスタイル

幸せになるために今すぐできることとは? この記事では、心理カウンセラーの小日向るり子が「幸せ」や「不幸せ」を感じるメカニズムについて分析しながら、毎日を変える10の方法を解説します。

小日向るり子

こんにちは。心理カウンセラーの小日向るり子です。

私はボランティア相談員、公的機関での相談員を経て独立し、日々みなさまの感情と向き合っています。

その中で最近特に感じることは「このLINEになんと返信したら恋愛が成功しますか?」「生き辛さを解放する方法を教えてください」など、なるべく労力をかけずに成功や心の安定を求める人が多くなっているということです。

おなかが空けば24時間空いているコンビニや飲食店があり、人と繋がりたいと思えばスマホひとつで簡単に繋がることができる現代社会。「幸せになりたい」という生き方においてもコスパのよさや手軽さを求めるようになったのかもしれません。

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しかし、人間の心はそう簡単ではありません。

心理学を学んだからといってそれが絶対に心の安定につながるということもありません。

心理学はあくまで自分の心と向き合うツールのひとつ。知識を自分のパーソナリティと照らし合わせ、考え、試行錯誤しながら行動することこそ、幸せになるために大切なことです。ただ、そうはいっても手がかりはほしいですよね。

そこで今回は、幸せと不幸を感じるメカニズムについて解説し、そこから導く「幸せになるためのヒント」をお伝えしたいと思います。

「幸せ」と「不幸」を感じるメカニズム

まず、幸せ・不幸せの認識には「絶対的幸福認識」と「相対的幸福認識」があります。

絶対的幸福認識とは、自分ひとりで感じる幸不幸のことで、相対的幸福認識とは、比較することによって感じる幸不幸のこと。

幸せにはオンリーワンの「絶対的幸福認識」が必要

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たとえば、大好きなAくんから時計をプレゼントされたら幸せですよね。これが絶対的幸福認識です。

しかし、あとからAくんはB子に自分がもらった時計の2倍の値段の時計をプレゼントしていたことを知ったらどうでしょう。不幸で惨めな気持ちになるわけです。これが相対的幸福認識。

さらにこの比較は他人だけでなく、過去や未来の自分との比較においても起こります。

幸せな時間を過ごして帰宅しても、家に帰って「でも昔はもっと楽しかったよな」と思ってしまったり、「このままこの生活を続けていたら将来どうなってしまうのか」と不安を感じたりしたら不幸です。

つまり人は、相対的な幸福認識の中では不幸と常に隣り合わせであり、オンリーワンである「絶対的幸福認識」を手にいれなければ幸せになれないということになります。

心理学で考える「幸せになる10の方法」

ということは、絶対的幸福認識を手に入れれば幸せになれるわけです。

しかし、生き方が多様化した現代で「比較することなく生きる」ということはなかなか難しいもの。

そこで、現代において絶対的幸福認識を手にするためのヒントを挙げてみます。

(1) 基本的な生活を大事にする

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心理学者のマズローが提唱した「五段階欲求」というものがあります。

そのうち一番下の階層にあるのが生理的欲求。

つまり命を維持したいという欲求です。この欲求をまずしっかり満たすことが大切。病気と経済的な困窮は命の生存を危うくします。

きちんと食事をする、身体を清潔に保ち適度な運動(病気の予防)をする、仕事はきちんとする、という基本的な生活をして、基板を安定させましょう。

(2)属する

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所属欲求はマズローの五段階欲求のうち、生理的欲求、安全欲求、に次ぐ欲求になります。

これは、会社に勤めましょうということではありません。趣味のサークル、行きつけのお店、SNSのコミュニティ、などでもよいです。どこかに属しましょう。

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