食べ損ねて空腹だけど、深夜にガッツリ食べるのもなぁ…なんて時にぴったりな風味やさしい和食ごはん。今回は、飲みながら楽しめるラストオーダーが遅めの和食居酒屋をご紹介します。
編集部 / Hanako編集部
1.〈東京和食 文史郎〉斬新さとだしの味わいが光る和食とともに、くつろぎの夜を。/東京
〈東京和食 文史郎〉斬新さとだしの味わいが光る和食とともに、くつろぎの夜を。
看板メニューの「東京とまと肉じゃが」780円は、甘辛く煮た豚肉、素揚げしたじゃがいも、蜜で炊いたトマトを、羅臼昆布とかつおのだしでひとつに。
日本酒や果実酒、地ビールとしっとり味わいたい。はまぐりのバター蒸しなど春メニューも展開中。
〈東京和食 文史郎〉
■03-5220-2351
■11:00~1:00LO(金・祝前日3:00LO、日祝22:00LO)
■91席/禁煙
(Hanako『ふだんづかいの大銀座』掲載/photo : Michi Murakami, Megumi Uchiyama, Kayoko Aoki, MEGUMI (DOUBLE ONE), Natsumi Kakuto text : Asami Kumasaka, Kimiko Yamada, Kahoko Nishimura, Aya Shigenobu)
2.〈縁〉遅いスタートの夜ごはんは、野菜たっぷりメニューと燗酒を。/新富町
イチゴ、赤軸ホウレンソウ、キノコの白和え780円など。日本酒は1合980円~。ひとり客は2/3合も可。このほか、おでんは大根200円など(各税込)。
深夜ごはんの頼もしい味方がココ。千葉県や栃木県にある契約農園の野菜を使った、お浸しやグラタン仕立てなど、気持ちもおなかも喜ぶメニューが豊富に並ぶ。
新ジャガイモと芽キャベツ ミートソースグラタン980円。
鰹が風味よく香るダシ自慢のおでんは、冬場だけでなく「クーラーで体が冷える夏こそぜひ」と、通年オンメニューに。幅広くそろえた日本酒は、燗酒でちびちび飲むのがおすすめ。
1階はカウンター席、2階はテーブル、3階はお座敷。
〈縁〉
日本酒は約80種。燗酒のおすすめは、静岡の「英君」、広島の「神雷」各1合980円など。
■東京都中央区銀座1-22-12
■03-5579-9686
■18:00~1:00LO 、土日祝17:00~23:00LO 不定休
■28席/分煙
(Hanako『ふだんづかいの大銀座』掲載/photo : Yuko Moriyama text : Yumiko Ikeda)
3.〈鶏だしおでん さもん 中目黒〉中目黒の長い長い夜は濃厚鶏だしおでんで締める。/中目黒
東横線中目黒駅の高架下に700メートルにわたり個性的な店が連なり、はしごも楽しい。
中目黒高架下に名古屋おでんの名店が初上陸。
ぐつぐつのおでんを囲み集うしあわせ。
じわっと鶏だしがしみ込んだ大根や名古屋コーチンの半熟卵など芯から温まりそうなおでんが並ぶ。手羽先やぼんじりなどの鶏串おでんはコラーゲンがしみだして、さらに濃厚なだしに。
おでんは右から大根280円、ねぎ薩摩揚げ290円、はんぺん250円(各税込)。トマトや水菜、車麩などの珍しい具材も。
深夜3時まで営業しているので、最後の一軒としても最適。締めにはおでんだしをかけたおでんやの名古屋コーチン卵かけごはん680円(税込)をどうぞ。