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洗濯の見直しで家事ラク! 衣類収納の仕組みづくり[時短家事テク]

ライフスタイル

毎日の家事の中でも、洗濯は「洗う」「干す」「畳む」「しまう」とたくさんやることがあって大変ですよね。でもだからこそ、洗濯と衣類収納の仕組みを見直すだけで家事がグンと楽になるかもしれません。

はやさか ひろみ

マスターライフオーガナイザー®のはやさかひろみです。

みなさん突然ですが、洗濯は好きですか?

「洗濯干すのは好きなんだけど、畳むのが苦手……」「畳むまではいいんだけど、その後しまうのが面倒……」など、洗濯とひとことで言っても、やることはさまざまです。家族の人数に比例して大変な作業も増えてしまいがち。

当たり前のようにやっている家事、洗濯。この毎日の衣類の扱い方を見直してちょっと工夫をするだけで、毎日の洗濯家事が楽になるかもしれません。

今回は、そんな洗濯・衣類収納の仕組みを考えるポイントをお伝えします。

洗濯が面倒なのはなぜ?

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家事の中でも洗濯が面倒なのは、なぜなのでしょう? それは、やることが複雑で手順が多いからなのです。

【1】服を脱ぐ
洗濯機の場所に持っていく→洗濯機に入れる→洗剤を入れる→洗濯機をセットして洗濯する

【2】洗濯機から出す
カゴなどに入れる→物干し場に持って行く→ハンガーやピンチを使って干す

【3】乾いた洗濯物を取り込む
人別にわける→それぞれ畳む→それぞれの収納場所へ運ぶ→引き出しなどにしまう

このように、大まかに分けて3つの段階に分かれ、さらにそれぞれの段階ごとに複数の行動を伴います。洗濯スタートから乾いた洗濯物をしまうまで、こんなに複雑な手順が必要なのです。

さらに、洗濯機が回っている間や洗濯物を干して乾かしている間は、別の家事をこなしていたりしますよね。その間にやらなければならない家事や他に優先することがあったりすると、最後のしまうまでたどり着くのも時間がかかります。

洗濯の仕組みを見直してみよう

動線を見直す

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先ほどの手順に、動線を合わせて考えてみましょう。

「洗濯機から出す」という動きであれば、動線は洗濯機前→物干し場です。

この動線は、ちょっと距離があってもそんなに苦ではないかもしれません。洗濯物は干して乾かさないとまた着ることができない、という思いからでしょうか。洗濯をしたのに、面倒で干さないでしまう人というのはいないでしょう。

「乾いた洗濯物をとる」なら、物干し場→わけて畳む場所→それぞれの収納場所が、動線ですね。

この動線はどうでしょうか? 「乾いた洗濯物をとる→とりあえずソファに山積み……」「人別にわける→それぞれ畳む→畳んで積んだまま、そこから着る……」など、なかなか最後の「引き出しなどにしまう」までいかない、ということもあるのではないでしょうか。

それなら「物干し場→わけて畳む場所→それぞれの収納場所」の動線をできるだけ短く簡単にすることができると、洗濯がグッと楽になるかもしれません。

収納場所を見直す

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クローゼットやタンスが置いてあるから、そこが衣類の収納場所、と思い込んでいませんか?

使う場所から遠い、使いにくい収納だったとしても、そこが衣類の収納場所だからと何の疑いもなく収納していないでしょうか?

「収納があるからそこに収納する」という考え方では、家や家具に合わせて暮らすことになってしまいます。そこに住む人の使い方に合わせて、家具や収納を配置するのが本来の住まいなはず。

知らないうちに家具に合わせた暮らしになっていないか、見直してみてください。

収納方法を見直す

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洗濯物を人別にわける→それぞれ畳むなどの動作は、なぜやっているのでしょうか?

洗濯物って、そうするものでしょ? という声が聞こえてきそうですが(笑)、次に使う時に楽なように? 収納スペースが少ないから? など、何かをするには理由があるはずです。

もし特に理由もなく、「そうするものだと思っていた」としたら、見直してみるといいかもしれません。衣類は畳んでしまうという決まりはありませんから、ハンガーにかけたまましまったり、カゴに丸めてポイッと入れるだけでもOK。

見た目がきれいな収納でも、毎日大変な思いをしないといけないのでは維持ができません。大切なのは、毎日無理なくできて、使う時に使いやすいことだと思います。

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