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[2021年]炭酸水メーカーのおすすめランキング9選|水のプロが徹底比較

インテリア

普段からよく炭酸水を飲むなら、自宅に炭酸水メーカー(ソーダメーカー)があると便利です。そこで今回は、雑誌『家電批評』が安くて人気の炭酸水メーカー9製品を比較して、おすすめランキングを作成しました。クチコミではわからない選び方のポイントなど、炭酸水メーカーの魅力をたっぷりとお届けします!

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アサヒ飲料の「ウィルキンソン」がヒットし、ハイボールブーム、ダイエットや健康ブームの後押しもあり、この10年で急成長を遂げた強炭酸飲料。日常的な水分摂取は炭酸水という方や、夜はチューハイなどお酒を割って楽しむという方も多いと思います。

新製品も続々と登場するなかで、自宅で炭酸水が作れる家庭用炭酸水メーカー(ソーダメーカー、ソーダマシン、炭酸メーカー)が人気を集めています。

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毎日ペットボトルで炭酸水を飲んでいると、それなりの消費量になります。実は、炭酸水メーカーで作った場合、500mlあたり10~50円程度と意外と日々のコストを抑えられるんです。

また、地味に面倒だった、空のペットボトルの処分問題も解決されるメリットもあります。ケース買いしているひとも多いと思いますが、置き場所を取る問題も解決します。

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「いつでもフレッシュな炭酸水が飲める」という憧れもしかり、コスト面のメリットもあるとなると、ちょっと欲しくなりませんか?

炭酸水メーカーで知名度の高い「ソーダストリーム」をはじめ、強炭酸に作れるもの、水専用ではなくジュースを炭酸ジュースにできるものや、お酒にも使える製品まで種類はさまざまです。

今回は、炭酸水メーカーの選び方から実際の炭酸の強さ、使いやすさを検証し、おすすめ商品ランキングを紹介します。

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まずはじめに、炭酸水メーカーが市販のペットボトルの炭酸水に比べてコスパがいい、という点について説明しましょう。

炭酸水メーカーで炭酸水を作るとき、ガスを注入するための「詰め替え用シリンダー(カートリッジ)」を使います。このシリンダー1本で、1L~最大142Lもの炭酸水が作れます。

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炭酸水メーカーの本体価格は3000円~1万円以上とそれなりのお値段。ですが、詰め替え用だけで考えると炭酸水500ml換算でほぼ10~50円程度です。

つまり、毎日飲むなら、ペットボトルの炭酸水を買うよりも、コストパフォーマンスが良くなるというわけ。飲むたびに元が取れる、というイメージがわかりやすいでしょうか。

そんな、意外なメリットもある炭酸水メーカー。「なら、どれがいいの?」という疑問が沸いてきたところで、選び方を紹介していきます……その前に、多少高くても気軽にペットボトルの炭酸水が飲みたいと言う方は、こちらの記事もチェックしてください!

▼「炭酸水のおすすめランキング20選」はこちら

炭酸水メーカーは炭酸ガスの充填方法の違いで大きく分けて2つのタイプがあります。これが本体の大きさにも関係してくるのですが、主に「ガスカートリッジ方式」と「ガスシリンダー方式」に分かれます。

[タイプ1]ガスカートリッジ式炭酸水メーカー
専用カートリッジをセットして炭酸水をつくり、一度にひとつの炭酸カートリッジを使い切る方式です。目安として、一回に約1Lの炭酸水が作れます。

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カートリッジの材質はスチール製が多く、自治体にもよりますが、使用後は燃えないゴミとして処分ができます。

[タイプ2]ガスシリンダー式炭酸水メーカー
こちらは、ボンベ型の専用ガスシリンダーをセットして炭酸水を作ります。炭酸の濃度が調整でき、なかには1本で最大142Lの炭酸水が作れるものもあります。

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ですが、使用後のシリンダーは家庭で処分できず、メーカーに返却す必要がある手間があります。使い終わったシリンダーを返却し、新しいシリンダーを購入する形式です(正規販売店なら概ね店頭での持ち込み交換に対応)。

送料のことを考えると、近くに正規販売店があるか確かめて購入したほうが良さそうです。

一番の大きな違いは炭酸の強さが一定か、自分で調節できるかです。シリンダー式は好みの強さにできるので、強炭酸が好きならシリンダー式を選ぶのが最適です。

実際に、今回紹介するカートリッジ式とシリンダー式の炭酸水メーカーで作った炭酸水と、一般的なペットボトルの強炭酸水の炭酸の濃度(vol.)を比べたところ、市販の強炭酸水に勝る炭酸水を作れたのは、すべてシリンダー式でした。

逆に、微炭酸がお好みならカートリッジ式のほうがぴったりくると思います。

また、商品タイプの違いによって、コストにも差が出ます。

コスト面から見ると、カートリッジ式は本体価格が安いぶんランニングコストが高め。逆にシリンダー式は本体が高めですが、ランニングコストが抑えめの傾向があります。

いずれにせよ長く使うぶんには、ペットボトルの炭酸水よりコスパは良くなりますので、炭酸の濃度とコスト以外のメリット・デメリットをふくめて、一度まとめてみました。

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・カートリッジ式のメリット・デメリット
 ◯ カートリッジが家庭で処分できる
 ◯ 本体価格は3000円~手軽に買える
 ◯ 持ち運びがしやすい
 × 炭酸水1Lあたりのコストが高い
 × 炭酸の強度は弱め
 × 一度にたくさんの炭酸水は作れない

カートリッジ式は、本体価格は3000円~1万円程度と意外とお手頃価格。そのぶん補充用のカートリッジ代金にコストを置いているので、初期投資をおさえたい人向けです。

交換用カートリッジの価格は1本80~100円前後と、そこそこ高めですが、それでも、炭酸水500mlで換算するとだいたい40~50円程度で済みます。

カートリッジは大手量販店でも手軽に買えるので、なるべく割引率の高い店でまとめ買いすればお得になりますよ。

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・シリンダー式のメリット・デメリット
○炭酸水1Lあたりのコストが安い
 ◯一度にたくさんの炭酸水が作れる
 ◯強炭酸が作れる
 × 本体価格は1万円~やや高め
 × 使用済みのシリンダーはメーカー返却が必須
 × 機種ごとに使えるシリンダーが異なる

シリンダー式は、本体はどれも1万円以上とやや高めですが、シリンダー1本で大量に炭酸水が作れるので、たくさん使えばそれだけモトが取れるシステム。炭酸水500mlで換算すると、ほぼ10~30円程度で作れます。

シリンダーの販路が限られていてやや手間がかかりますが、一定額を購入すれば送料が無料にできる場合もあるので活用したいところです。

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ただ、同一メーカーでも使用するシリンダーのガス容量や価格がちがう場合があるのでご注意を。シリンダータイプは長く使うぶん、ランニングコストをよくチェックして購入しましょう。

では続いて、今回のテスト内容を紹介していきましょう。

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今回のテストでは、シリンダー式5製品、カートリッジ式4製品の人気炭酸水メーカー全9製品を集めて、Amazonブランドの「ハッピーベリー」というミネラルウォーターで炭酸水を作成しました。

検証したのは、次の5項目です。

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最も炭酸が強い条件で数値を計測しました。

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プロが試飲して、炭酸の特徴を確認。

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炭酸の泡立ちや水の味わいをチェックしました。

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