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[プロが解説]これから買う人も、すでに買った人も!住宅ローン貧乏を回避するお金の基本

一度は持ちたい夢のマイホーム。借りすぎ、金利上昇、教育費の負担など、「住宅ローン貧乏」に陥る危険はいっぱい。そうならないために、お金の基本をしっかり学んで対策しましょう。

ライフスタイル

一度は持ちたい夢のマイホーム。しかし、家は購入してからが大変なことも……。借りすぎ、金利上昇、教育費の負担など、「住宅ローン貧乏」に陥る危険はいっぱい。そうならないために、お金の基本をしっかり学んで対策しましょう。

<教えてくれた人>
深田晶恵さん(ファイナンシャル・プランナー)
(株)生活設計塾クルー取締役。家計に関する相談業務のほか、各メディア、セミナー、講演会など幅広く活躍。「DIAMOND online」配信の住宅のお金に関する記事も好評!

今回は、これから家を買う人にもすでに買った人にも役立つ「住まいのお金」について、深田さんが詳しく解説します。

これから家を買う人

「理想の住宅ローン」3つのポイント

【1】 老後はローンがなく、安心できる年金生活に
住宅ローンの返済期間を「取りあえず35年」と安易に設定してしまうと、定年後も住宅ローンを引きずる場合が。仮に65歳以降も働けるとしても、収入減は否めず、ローン返済があることで生活が困窮します。年金生活に入る前に完済できる物件を選ぶことが、老後の安心の要です。

★ローンの返済期間は65歳までがベスト
そもそも返済期間が65歳を超えるローンを組まないと買えないのは、〝借りすぎ〞のシグナル。30代、40代でローンを組む場合でも、65歳までに払い終える期間に設定するのが基本です。その期間内で返済できる借入金が〝身の丈に合った〞住宅ローンといえます。

【2】ローンを返済しながら、貯蓄ができる
ローン返済額を「今の月収でギリギリ払える金額」で決めるのは危険! 家の購入後、税金や修繕費の積み立てを除いて、最低でも年50万円(共働きなら年70万~100万円)は貯蓄できる余裕を持って、返済額を割り出して。頭金+年間の返済額×返済期間を試算してみると、自分が買える物件の目安がわかります。

★頭金0はローンの負担大!
頭金は、最低でも物件価格の1割は用意して。頭金が多いほど、借入金が減って返済負担も減。また、頭金がない=家計管理に甘さがあるので、頭金を貯めることを目標にやりくり力を磨きましょう。その力が購入後の家計にゆとりを生みます。

【3】金利変動でドキドキしない
今の変動金利は底値なので、いつかは金利が上がる可能性大。「今は変動金利で借りておき、上がりそうになったら固定に切り替え」というのはNG。変動金利が上がる前に、固定金利のほうが先に上がる仕組みのため、結果的に損する場合も。いつ上がるかわからない金利に振り回されないことが理想です。

★「10年固定金利」か「全期間固定」を選ぼう
「変動金利」が底値ということは、「固定金利」も同じ。「変動金利」よりは高めでも、長い目で見たら安心感があります。「10年固定金利」は10年間低い金利が約束されるので、お得と安心が一挙両得。ずっと金利を気にしたくない人は「全期間固定」がオススメ。

★お金のプロからアドバイス
「今の家賃並みの返済額なら買える」と考えがちですが、家を持つとローン返済以外にもいろいろお金がかかります。例えば、固定資産税や修繕費、マンションの場合は管理費など。そうした出費が増えることも考慮して、借入金、返済額を決めることが大事!

「子どもの成長とともに教育費もかかるし、社会保険料の負担増で手取り月収が減る場合も。先々の収支予定やライフプランを予測して、それでも無理なく返済できる物件を選ぶことが、家族の暮らしを守ることにつながります」(深田さん)

すでに家を買った人

今のローン負担を軽くするための方法

【1】住宅ローンの借り換え
景気が回復すると、金利も上がります。変動金利の人、借りたときの金利が2%以上の人は、固定金利が低水準のうちに「10年固定」か「全期間固定」への借り換えを検討して。借り換え手数料がかかっても、長い目でみれば安心&お得に!

[メリット・デメリット]
コスト:ローン保証金、ローン事務手数料、印紙代、そのほかに数十万円程度の費用がかかる

かかる手間:借り換え先の銀行に提出する書類を集めたり、何度か銀行に足を運ぶ必要があり、手間がかかる

金利:新規ローン並みの金利が適用される

見直し後:新しくローンを組むことになるので、返済期間や月返済額などをわが家の事情に合わせて設定できる

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