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自己肯定感の低さに悩む主婦は、どうすれば自己肯定感を持てる?

ライフスタイル

些細な衝突や失敗から自分を否定的、ネガティブに捉えてしまう…そんな自己肯定感の低さから、ママ友づきあいのなかでツライ思いをしている人は少なからずいるでしょう。

心理カウンセラーでコラムニストの大間秀章さんによれば、「自己肯定感の低さは“他人との比較”のなかから生じているもの」だそうです。今回は、自己肯定感の低さに悩む主婦へのアドバイスを、大間さんに解説してもらいます。

低い自己肯定感の原因は、自己ではなく他者にある?

現在の自分(ママとしての自分も)を自己評価する際、よし悪しの評価基準はどこにありますか?周囲のママ友たちと比べて判断をしているのではありませんか?

ママとしてこの先の子育てや家庭の運営について考えた際に不安なことは尽きませんし、周りと比べて「これで私はいいのかな…?」と、つい考えてしまいますよね。

このような他人と自分を比較するというのは実はごく自然なことで、心理学では“社会的比較”といいます。これは今の自分の評価を判断しようとするために人がおこなうもので、他人と自分を比較することで、現在の自分のポジションを計ろうとするものなんですね。

例をあげると、ネットニュースなどで「世代別平均年収は?」なる記事を見かけたとします。自分と同世代の人たちの平均年収はどれくらい…?と気になってしまうはずです。そして現在の自分の年収と比べ評価をし、自分のポジションを計ります。その結果、安心したり残念な気持ちになるのです。

このような社会的比較は、ママの場合、自身だけではなく、お子さんについてもほかの子どもたちと比較をしてしまうことが考えられます。ですから余計に他者との比較の中で「大丈夫なのかな…?」と自信を失いやすくなってしまいます。

「できていないこと」よりも、「できていること」に目を向けよう!

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周囲との比較で自分のいたらない点ばかりが気になっていると、当然ですが自信は持てませんし自己肯定感も低くなります。そこで自己肯定感をアップさせるためにぜひ持ってほしい習慣があります。

たとえば、こうなりたいという理想の自分像(子育てに対しても)や目標があったとします。それをゴール地点と考えたときに、現在の自分の立ち位置をあなたはどう考えますか?きっと多くのかたが、自分の足りていない部分やダメな自分…といった「できていない」部分にだけにフォーカスをしてしまうのではないでしょうか。

でも実際には、すでにできていたり、達成していることも必ずあったりするんですね。理想の状態、パーフェクトな状態――そのゴール地点ばかり見ていると全然足りていないように感じられますが、いままでに積み上げてきたことやがんばってきたこと、いい所などに意識が向いていないだけで、本当はあるのです。

理想を100%として、現在はまだそこには及ばないとしても、だからといってそれは決して0%の状態であるわけではありません。よーく振り返ってみれば100%のうち、案外30、40%ぐらいは自分を認めてあげられる、自分を褒めてあげられることがあるはずです。この30、40%に気がつき、目を向けてみる。「できていないこと」よりも「できていること」に目を向け、自分を肯定できる点にフォーカスする習慣を持つ。そうしていくと自己肯定感をアップさせることができます。

自分の捉え方、考え方でその先は変わります!

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「うん!大丈夫!」といえる自分がいたとしても、それをないものとして「だからダメなんだ…」という自分でいることで納得をしてしまう。このような状態というのは、問題点ばかりに意識が向いている問題思考です。それよりは解決思考で、それまでに積み上げてきたことや自分のがんばってきたこと、いい所など、その部分をもっと増やしていくにはどうすればいいのか?という視点を持ったほうが建設的でよいです。ですから30、40%を50、60、70%…にしていくには?というような未来志向へ考えましょう。

カウンセリングをしているとよくわかるのですが、たとえば同じできごとを体験したとしても、人によってそのできごとの捉え方や考え方というのは全く異なります。

実際にあった例でもあるのですが、同じような失敗をしたAさんとBさんがいました。このよくないできごとをAさんは「いやぁ。あぶないところでしたけど、なんとかなったのでラッキーでした」と言い、一方のBさんは「もうだめだ。死ぬしかない」と言うんですね。

つまり同じような失敗に直面をしても、このようにその人の捉え方や考え方は大きく異なるんです。もし今自分の置かれている境遇がよくなかったとして、それを「自分の考え方や行動ひとつで未来は変えられるはずだ」と思える人もいれば、「これは世の中、社会が悪いからだ」と思う人もいるわけですね。ではどちらの考え方のほうがよりよい自分や明日を創っていけるのか…?は、言わずもがなですね。

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